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ベトナムぐるぐる

k.m.p(ムラマツエリコ&なかがわみどり)「ベトナムぐるぐる」(JTB、1998年)

先日、図書館で偶然借りた「チェンマイアパート日記」が面白くて、今度はベトナム旅行の様子を描いた本を借りてきた。

k.m.p:かね・もーけ・ぷろじぇくと・・の二人。
といっても、楽しいことをやろう、できればそれでお金を稼いでいこうというお二人なので、なんというか、のんびりしているし、淡々としている。色んなものに執着しない感じ。
お二人の個性(ムラマツさんは、パンダ好き。お腹が弱い。なかがわさんは、日焼けに弱い。)も強くなく描かれていて、嫌な感じがしない。
色んなハプニングも、二人で対策を考えたり、怒るばかりじゃなくて、それを乗り越えよう、変えようとする姿勢がいい。そして、あきらめないとこも。

お二人は、旅行者なんだけど、地元の生活というものを愛している。
だから、旅の様子は決して快適そうじゃないし、時にはいらいらしたことも書かれている。旅のガイドブックみたいに、いいことばっかりが書かれているわけじゃなくて、二人が見た様々な悪いこともそのまま書かれているのも正直な感じがして、返って信用できる気がする。

はっきりいって、私はベトナムに行くことはないだろう。
この中に書かれている旅行の様子も自分が経験するとなると、正直「勘弁」って思うことがいっぱいある。
でも、楽しく読めてしまう。なんだか楽しそうだなぁなんて思ってしまう。手書きのイラストと文字があったかみと、可愛らしい雰囲気をかもし出しているからかしら。正直に書かれている分、ベトナムへのお二人の好意が伝わってくるかかしら。

感想を書けば書くほどこの本の魅力から遠ざかってしまうような気がしてしまうけれど、お勧め。

※私が読んだのは単行本だけど、文庫もあるみたい。
ベトナムぐるぐる。 単行本 ベトナムぐるぐる。 単行本
なかがわ みどり、ムラマツ エリコ 他 (1998/11)
JTB

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