平台がおまちかね

大崎梢「平台がおまちかね」(創元クライムクラブ、2008年)図書館にて。

平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)
(2008/06)
大崎 梢

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割りにインパクトがある表紙なのに、密林さんでは、まだ画像が表示されてない。ちょっと残念。

大崎さんといえば、「配達あかずきん」など、成風堂という書店を舞台にし店員さんが謎解きをする「本屋ミステリ」シリーズが有名。
今回は、新シリーズ(シリーズになるよね?きっと)なんだけど、もちろん「本」からは離れない。
なにしろ、今度は、出版社の新人営業マンが主人公で謎解き役だから。
出てくる謎も、やっぱり本がらみ。
じゃあ成風堂シリーズでやればよかったんでは?なんて思うけど、これがまた違うんだよなぁ。
本と読者を結びつけるのが、書店であるとするならば、書店と本を結びつけるのは、出版社の営業マンである。そして、より広い目線で本の売れ行きを比較しうるのも出版社。
そういう目線が必要となる謎がこのシリーズには出てくるわけだ。

本好きにとって、本にまつわる様々なことというのは、どれも興味深いことばかりである。
たとえば、平台。平積みされた本には、やっぱり目が行くし、「○○フェア」と銘打って、様々な飾り付けがされていれば、そこにある本をつい手にとってしまう。だけど、そこに積み上げられている本が全て、新しく出たばかりの本ではない。以前から出ていても見過ごしてきた面白い本との出会いがそこにあったりするのだ。そして、それらを演出してくれているのは、実は書店側で、書店側にそういうフェアをするように働きかけたりしているのが、出版社の営業マンさんなのだ。
本を売る仕事、本を売り込む仕事。
それらに携わる人たちの日常について、読むことが出来る上に、ミステリまで!
こんな美味しい本はない。笑。

ラストの一篇には、ちょこっと成風堂の彼女も。

以下は忘れないための内容メモ、ネタばれしてるところもあるので、続きに。

12:36 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ハリーポッターと死の秘宝

ローリング「ハリーポッターと死の秘宝」(静山社、2008年)

出たばかりのハリーポッター。
密林さまのおかげで、発売日に手元に届き、開いたのが運のつき、止まらず最後まで
突っ走ってしまった。この「やめられないとまらない」状態はさすが。

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
(2008/07/23)
J. K. ローリング

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終わってしまったなぁ。そしてここ数冊は、非常に怖かった。
ダンブルドアの秘密主義に、イライラさせられ、また本人に直接尋ねたり、周囲に相談すればいいのに、そういうのを全部抱え込んでいるハリーにもイライラ・・それがここ数冊のイメージだった。
だって、ダンブルドアとハリーが直接きちんと話し合えば、ここまでならなかったんじゃん??って。笑。

しかし、この最終巻は圧巻。
勿論、ハリーはうだうだしてるところもあるし、相変わらず悩みは抱え込むとこが多いけれど、今回は、ぴったりと親友が彼の元にいる。今までなかった、「確実に信頼できるヒトが彼にくっついている」状態。なにがあろうと離れなかったヒト。(詳しく言うとネタばれ?)
彼自身もかなり成長したし、他の登場人物たちもみなそれぞれに成長。
また、今までは、「味方」「敵」という見方しかできなかったのが、この巻で、大きくそれが揺るがされる。「敵」は本当に「敵」だったのか。意外な側面がどちらにも登場するし、それぞれの弱いところ、強いところ、気持ちが丁寧に描かれている。そして、それらを知ったときのハリーが、一段と成長していくのだ。

悲しい別れもたくさんあった。
幾つか、どうして?と思うような死もあった。ローリングさん、その死は必要だったの?って・・。

その中で、シリーズ通して大きな大きなポイントとなる死とその人の人生と思いがつづられた章は、読み応え満点だし、非常に切なくて美しい。

よい締めくくりだったと思う。

が、こんなに恐ろしい展開にしなくちゃいけなかったのかな。
最初の、あの魔法学校の様子、魔法界の様々なことやグッズが紹介されていくときの、ワクワク感、あれが懐かしい。



09:10 | 本の感想 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

しばらく更新をさぼってしまった・・・。
先日、「オペラ座の怪人」を見に行った。

メガネさんが仕事がらみで、でかけることとなり、私もくっついて行ってみたのだった。
(もちろん、旅費は自腹ですよ〜)

で、どう過ごすかを考えた。
このとっても暑い時期に、都会を歩き回るわけがない。
目的はただひとつ、四季の劇場へGO!
そう、「オペラ座の怪人」観劇である。
ランチの場所も、ホテルも、劇場も全て地下通路でつながっているところをセレクト。
はい、外を歩く気ゼロですよ〜。

共犯者(?)はさ〜しゃちゃん。この演目は私たちにとってとても思い出深いものである。
もう10年以上も前の話だが、突然さ〜しゃちゃんから電話がかかって、ゲキダンシキのオペラザノカイジンというものを見に行かないかとのことだった。名前くらいしか知らなかった劇団四季との出会いだった。
あのあまりにも有名なメロディが演目を聞いただけでよみがえってくる。

場内に入ったときから観劇が始まる。
いや、もうロビーからか。
独特の雰囲気、ゴージャズな飾りたちが、心をざわめかせる。
オークションのシーンから過去へと一気になだれ込むあの展開(シャンデリアに灯りがともり上っていく)からもう、鳥肌。
そして、美しく怪しく、響き渡るあのメロディたち・・・。
素晴らしい。
今回は、ファントムが村さんで、これがなんとも私の好みにずば〜りなお声で、非常に良かった。太く柔らかく包み込まれるような。 一声発声されたとたんに、再び鳥肌が私を襲う。
大好きな今井清隆さん系の声で、私はやはり、こういう声がタイプなのだと改めて思う。(山口祐一郎さんは私の好みからするとちょっと硬質なのよね〜)
私は、過去のこの演目鑑賞ではラウルが苦手で、ファントムにめっちゃ肩入れしちゃっていたんだけれど、今回、「ラウルもお金持ちで顔がいいだけじゃないかも(←失礼)」って思わされた。それは、演じた北澤さんの魅力だったのではないかと。声がマイルドでいい。村さんとの声の相性がいいというか、声のタイプがいい。
というか、今回見て、ファントムがヒトを殺しているところや、あの地下のおどろおどろしい雰囲気が際立って感じて、ファントムの虐げられた過去とあいまって、非常に怖い感じがした。
全体にゴシック風味。
以前見たときはそういう印象を抱かなかったので、これは年のせいか。
それとも、様々な舞台をみてきたからか。
席が近かったから???

クリスティーヌの高木さんは、最初コーラスガールとして出てきたところからもう何かオーラのようなものがあって、「あれがクリスティーヌだ」ってすぐ解った。雰囲気があって良かった。ただ、怪人に「唄え」って言われてすごく高音まで出すあの「オペラ座の怪人」の場面、無理矢理唄わされてる感じを出すためだったのかな、叫びすぎに思えた。喉を痛めそう・・・。
メグの役の荒井さんも良かった。声が目立つ感じ。目立つことがいい役なのかどうかは、おいておいて。
あとは、マダム・ジリーの歌の力が他と比べると少し弱いかなぁって思った。ムッシュ・アンドレ&フィルマンはとても好み。
全体を通してすごくバランスが良かった。

一緒に行ったさ〜しゃちゃんとともにとっても満足した。
夜遅くに家に帰ったのだけれど移動中もずっとパンフレットを眺め、帰ったら帰ったでCD(KUMAさんに頂いた今井さんバージョン)を聴きまくるというまさに「オペラ座の怪人」漬けの1日であった。

ファントム:村 俊英 クリスティーヌ:高木 美果
ラウル:北澤 裕輔 カルロッタ:種子島 美樹
メグ・ジリー:荒井 香織 マダム・ジリー:戸田 愛子
ムッシュ・アンドレ:増田 守人 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ウバルド・ピアンジ:半場 俊一郎 ムッシュ・レイエ:斎藤 譲
ムッシュ・ルフェーブル:林 和男 ジョセフ・ブケー:平良 交一

男性アンサンブル
佐藤 圭一、瀧山 久志、見付 ゆう一、佐藤 季敦、柏田 雄史、桝本 和久、根本 健一

女性アンサンブル
小野 さや香、畠山 馨、田窪 万理子、松ケ下 晴美、是澤 麻伊子、吉田 郁恵、
美吉 ヘレナ、日谷 百合、ナ ユミ、嘉重 諒子、長谷川 佳子、籏本 千都


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なぜ絵版師に頼まなかったのか

北森鴻「なぜ絵版師に頼まなかったのか」(光文社、2008年)図書館にて。

大好きな作家さんの1人である北森さん。
新作は、やっぱり人気で、図書館でも順番待ちだった。
期待がやっぱり大きくなってしまう。

連続短編集であるところ、それぞれの短編の題が有名ミステリの題名をもじったものであるところとか、くるくる名前と職業を変えまくる登場人物(主に情報収集が役目とみた)がいるところとか、明治初期の日本を舞台であるところ(しかもその時代に日本にいる異人さんの下で働く若者が主人公であるところ)は珍しいし、異人さんたちの生活ぶりとか、色々面白いし興味深い。

好きな要素は沢山ある。
でも、これは正直、私の好みではなかった。
面白いんだけど、なんかすっきりこなくて。(すごく適当な感想なのに好みじゃないなんて言ちゃってごめんなさい)

道具立ては揃っているのに、みっちりどが低いような気がする。さらりとした印象。
それはそれでいいのだけれど、かといって、明治初期の日本の不安定な様子や、日本の未来を憂う異人さんたち・・といった浮かれた状態と相反する有識者の展望なども書かれていて、そこらへんが結果的に(私には)中途半端な印象になってしまったのではないかと思う。
ただ、この短編集に書かれた時代以降、更に日本政府は迷走していくはず(の辺りの歴史はうろ覚えの私)なので、続編があるとすれば、もう少し違った雰囲気になっていくのかもしれない。


なぜ絵版師に頼まなかったのかなぜ絵版師に頼まなかったのか
(2008/05/22)
北森鴻

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キャリーバッグ

サクラについて。
狂犬病の注射をした。毎年7月にすることになっている。他のワクチンは春にするので、これでサクラさんの予防接種関係が完了し、先生に診断書をかいていただいて、マンションの住民会に提出せねばならない。規約が細かく変わって、毎年きちんと提出することになったので、少し面倒だけれど、しっかり提出して、サクラと一緒に生活する環境をきちんとしておかねば。

フィラリアのお薬を、まとめて何か月分かもらえばいいのだけれど、結局、月に一度動物病院に通っている。勿論、お薬だけもらうこともあるけれど殆ど毎月、健康診断を兼ねて診察をうけているような・・・。サクラさんはすっかりそこでもおなじみさんである。私も「心配性」ときっと動物病院の方々に思われていることだろう。
今回は、待合室で、サクラを入れているキャリーバッグが注目の的に。
サクラは重たいし、暴れん坊なのもあって、小さい頃から獣医さんなどに行くときはキャリーバッグに入れていき、診察室でそこから出すようにしている。(そうすることによって、実は他の待合室にいるわんこさんとの接触を避ける意味もある)そのキャリーバッグだけれど、サクラのは



である。(といっても、この画像のぶんは、四キロわんこ用。サクラのは、8キロわんこ用)
はっきりいって、めちゃくちゃ可愛い。
リサとガスパールは、外で見かけるたびに「サクラにどっかにている・・」と思っていたキャラクターでもあったので、このキャリーバッグを見つけたときはすごく嬉しかった。
しかも、これは下にコロコロ(車輪?)がついているし、安定感も抜群なのである。
というわけで、私にとっても自慢の一品なのだけれど、待合室にいたおばさまがたにとっても、垂涎の品だったのだ。大きいわんさんも小さいわんさんも多い病院なのだけれど、やはり待合室には小さいわんこさん連れのおばさまが多い。今日は、ヨークシャーテリア、プードル、マルチーズ、チワワ、見にピンシャーといった面々だったから余計に。
えっへんと、自慢したのだった。笑。

診察後も、自慢のキャリーに入って出てきた。そして会計を待っていたところ、さっきまでとは違う方に「どんなわんこさんなの?顔がよくみえないのですけど?」というような風に話しかけられた。で、「ケアンなんです」と答えたとたん、「え〜〜!ケアン!大好きなわんこなんです!」と!
びっくり。
サクラと暮らして五年。初対面で、ケアンを知っている人には殆ど遭遇したことがなかったのだ。
早速キャリーをあけて、サクラの顔が出るようにしてみせた。
きゃあああって嬌声を上げながら、サクラさんをなでなでしてくださった。
なんでも、以前ケアンと暮らしたことがあるんだそうで。(今は、チワワさんを抱っこされていた)この辺りでは殆どケアンを見かけないので、その方も私もとっても嬉しかった。
サクラさんも、びっくりするくらい今日は大人しくしていたので、株が大いに上がったのだった。

00:53 | 愛犬さくら | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

読書メーター

ここ最近の変化。

読書メーターに登録したこと。
これね、読んだ本を検索して登録すると、冊数やページ数で棒グラフが表示される。
さらに、「読みたい本」を登録できて、それを読み終わったら「了」が表示されるようにもなっている。
結構便利だ。
むつさんに、教えていただいた「図書館で借りた本を読みたい本に登録しておけば、読み忘れずに返却できる」っていうのも便利な使い方だと思うし、今から色々活用してみたい。
もちろん、読んだ本の冊数などでのランキングも出るようになっている。私なんてまったく足元にも及ばない数を読んでいる人がいて、本当にびっくり。
ただし、漫画本も小説も同じ換算になるので、そこが微妙かしら。

このブログの左側にも、「読書メーター」っていうのが貼り付けた。そこに表示されている本が、私が最近読んだ本である。(ちゃんと自分で「更新」作業をしないと、絵柄も更新されないのだけれど・・)

実は、最近、読んでいても感想をかけない場合が多くて、このブログも更新が滞りがちである。
が、読書メーターは気楽に更新していたりもするので、「ハレは最近、感想を更新してないけど、何を読んでいるのかな?」ってときは、そちらを見ていただければいいかも。

これをつけることによって、感想のほうも「かこうかな〜」という気持ちが盛り上がってきたのだから、不思議だなぁ。




00:48 | 日々のこと | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

戸村飯店青春100連発

瀬尾まいこ「戸村飯店青春100連発」(理論社、2008年)

内容紹介
大阪の下町にある中華料理店・戸村飯店。この店の息子たちは、性格も外見も正反対で仲が悪い。高3の長男・ヘイスケは、昔から要領が良く、頭もいいイケメン。しかし地元の空気が苦手で、高校卒業後は東京の専門学校に通う準備をしていた。一方、高2の次男・コウスケは勉強が苦手。単純でやや短気だが、誰からも愛される明朗快活な野球部員。近所に住む同級生・岡野に思いを寄せながら、卒業後は店を継ぐつもりでいた。
春になり、東京に出てきたヘイスケは、カフェでバイトをしながら新生活をはじめる。一方コウスケは、最後の高校生活を謳歌するため、部活引退後も合唱祭の指揮者に立候補したり、岡野のことを考えたり、忙しい日々を送っていた。ところが冬のある日、コウスケの人生を左右する大問題が現れて……。



なんだかびっくりするくらい明るくて、あっけらか〜んとした話だった。読み終えたあと、すっきりする感じ。もうちょっともやもや〜んとした物があるかなぁと思っていたので、意外だった。

阪神タイガース、必ずオチがあって、笑いを取れることが大切・・・それが戸村飯店がある大阪の下町のムード。そんな中になじめない兄(本人は実はなじみたい。が周囲からはきどっていると思われている)と、すんなりなじみすぎている弟(本人は現状に満足しすぎていて、世界が知らず知らずのうちに狭くなっている)。一見、何でも出来るように見える兄が、1番したいことは弟がしっかり出来たりする。
彼らの葛藤と成長と、兄弟のつながりみたいなものが描かれている。コメディといわれれば、コメディ・・・だけど、ただ笑えるだけの話じゃなくて、二人の成長物語になっている。

私自身、妹と私の二人姉妹である。
だからじゃないけれど、兄弟や姉妹って、独特のライバル意識みたいなものがどっかにあって
だけど、お互いのことをもっとも信頼していて、結局、困ったときに頼るのは兄弟姉妹だったりするわけだ。その独特の感じが、すごくうまく表されているように思う。

兄を気取っていると、兄には追いつけない思いながらも、進路問題など、兄の下に相談に行く弟、すんなり周囲になじみ素直で強い弟にコンプレックスと憧れを抱きながらも、あがき、でも弟がくれば、しっかり相談にのってやる兄。そういう兄弟の微妙なバランスと絆がうまい。
かといって、ちっともどろどろしたところがないのも、瀬尾さんの独特のうまさだと思う。

面白かった〜。
戸村飯店青春100連発戸村飯店青春100連発
(2008/03/20)
瀬尾 まいこ

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陰陽屋にようこそ

天野頌子「陰陽屋にようこそ」(ポプラ社、2007年)

出版社/著者からの内容紹介
お稲荷さんに見守られる東京ののどかな住宅街、王子。この街の小さな商店街にある日、奇妙な店が現れます。その名も「陰陽屋」!
店主は超美形で人が悪い自称「陰陽師」、安倍祥明。アルバイト店員は、一見ふつうの中学生にして実は妖狐の末裔、沢崎瞬太。このへっぽこコンビが、町の人々の小さなやっかいごとに時にいがみ合い、時に面倒くさがりながらも立ち向かっていきます。たのしく、不思議で、どこかあたたかいご近所ほのぼのミステリです。



いや〜ほんと紹介どおりのほのぼのミステリ。
とにかくすごく読みやすい。しかも読後感もいい。
主人公が、なんとも可愛らしく単純なところも好感がもてる。

本人が、一生懸命隠しているつもりの秘密がばればれなところも♪

自称陰陽師の安部祥明(!名前まで近いところがポイント。笑)、彼がまた、金儲け主義で、口が悪くて、なまけもの・・・・に見えるんだけど、なにやら秘密があって・・などなどキャラクターの魅力でひっぱられる感じがある。
主人公の母の存在感も抜群である。

シリーズ物なのかな、続きがあったら読んでみたいところ。
読みやすいがゆえに、キャラクターなどの印象は残っても、筋があまり頭に残らないのが問題かしら。

陰陽屋へようこそ陰陽屋へようこそ
(2007/09)
天野 頌子

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