今年のベスト本10冊

とりあえず今年のベスト本(シリーズ?)を選んでみた。

順番は(例年通り)つけられなかった。あと、エッセイと海外のものは除いて。

松井今朝子「吉原手引草」:吉原のしきたり、風俗を説明しつつ、うまく物語が展開されていてうまい!と思わされた。

森見登美彦「夜はみじかし歩けよ乙女」:今年はこの作家さんの著作に出会えたことが大収穫。独特の雰囲気、この世界が私はとても好きで、来年も見守っていきたい。特にこの本はその他のものに比べて、読みやすくどこか可笑しくて楽しかった。

三田完「俳風三麗花」:これも俳句というものを上手に小説に取り込んで展開していって、また中で提示される俳句(登場人物たちが作る)が、洒脱でかっこよくて好きだった。

佐藤多佳子「一瞬の風になれ」:今年はとにかく、こういう風に新たな世界に出会う本が多かった。短距離走、リレー・・・ともに普段触れることがない世界だったけれど、爽やかで興味深く楽しい本だった。

近藤史恵「サクリファイス」:実はつい先日読んだばかりの本。自転車競技というこれまたまったく知らない世界を舞台とした上質のミステリである。最後まできちんと読んで、題名がずしぃんと来るというところもすばらしい。

有川浩「図書館危機」:一応この本の題名を挙げさせてもらったけれど(この方の本で1番最近読んだものだから)この図書館シリーズは、どれも私はかなり好みである。べたべたな恋物語部分は読んでいて気恥ずかしいし、自衛隊的な物語の部分は、そう好きではないはず・・なのに、面白く、はまってしまう。ただ、前も書いたことがあるけれど、あまりにも軽々とした会話の展開や、漫画的な部分がちょっと・・と思ってしまうところはある。

三浦しをん「風が強く吹いている」:こちらは箱根駅伝である。箱根駅伝!私にとってこれほど胸躍る主題はないかもしれない。全然詳しくないのに、毎年見てしまうし、感動してしまう箱根。その駅伝にかける青年たちのドラマを、うまく描いている。

小野不由美「図南の翼」(十二国記):今年これほどはまったシリーズはない!というほどはまりきった十二国記。中でもこの「図南の翼」はもっとも好きだ。元気のいい女の子珠晶が女王になる話。小野さんの本には、それまで興味もなく、またこのシリーズもアニメになったことは知っていても自分が読むということは考えてもみなかったのだ。にもかかわらず、最後には人間関係やエピソードを自分なりの表にしてしまうほどの入れ込みよう・・これは、もうひとえに、同盟の皆様(特に愛するみーしゃさん)の強いプッシュがあって読み始めたからである。本当にみなさん、有難う。

茅田砂胡「デルフィニア戦記」:これもシリーズである。はっきりいってどれと選べないくらいに面白い。この後に続くシリーズも含めて、今年前半はまりまくりであった。王と黒鼠金鼠銀鼠さんの物語も、海賊と女王のシリーズもどれもこれも・・あぁまた読みたい。

歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」:これは・・・・これほど最後あたりにびぃっくりさせられたものもない。ネタばれだけはしたくない一冊。今年最もやられた〜な本である。

次点
畠中恵「まんまこと」、「ちんぷんかん」、柴田よしき「小袖日記」、万城目学「鹿男あをによし」
小川洋子「海」、門井慶喜「人形の家」、恩田陸「木洩れ日に泳ぐ魚」

他にもいっぱいいっぱい面白い本に出会えた年だった。
昔から好きな「日常の謎」系の物語が数多くかかれるようになり、そういう本をたくさん読んだ。結果的に、新鮮味というようなものが薄れたのか、以前ほど面白い!って思わなかったような気もする。今年は、青春物とファンタジーに弱かったかも。
なんだかこうやって選んだ後なのに、まだまだ何か忘れている本があるような気がする。
こうかゆいところに手が届いていないような・・・。



14:48 | 本の感想 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ばたばたた

何か特別忙しいことがあるわけではないんだけれど、
どことなく気ぜわしい・・それが年末かしら・・・。
というわけで、さぼりまくっております。色々と。
特にサイトは、ここ二週間くらいは、放置に近い状態でしたねぇ。
というわけで、今日は頑張って、サイト&ブログの模様替えをしたいと思ってます。(宣言)

さぁできるだろうか。

読書は

近藤史恵さん「タルト・タタンの夢」読了。(北森さんの「香菜里屋」シリーズに似た感じ)
加藤実秋さん「モップガール」読了。
門井慶喜さん「人形の家」読了。
村上春樹さん「走ることについて語るときに僕の語ること」読書中。

上の三冊はどれも好きな感じの連作短編集だった。
村上さんのエッセイは、まだ読んでいる途中だけれど、これまた独特の雰囲気が
私は大好き。

さて、今年の10冊だけれど、本当なら上の「人形の家」はかなり強力な候補なんだけれど
残念ながら、今回は見送りになっちゃいそう。何しろ一月から「あたり」の本をいっぱい
読んだ年だったから。
次の読書日記では、もっと細かく上の三冊の感想も書きたいし、10冊も発表したいものだ。


11:10 | 日々のこと | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

遠まわりする雛

米澤穂信「遠まわりする雛」(角川書店、2007年)図書館にて。

省エネ高校生ホータローの古典部シリーズ、最新作。
お久しぶりといった気持ち。
ちょうど「インシテミル」を読んだ直後だったため、同じ米澤さんでもずいぶん違うなぁと思わされた。
青春ミステリというのが、ぴったりだろう。さらに、今回は、恋愛もかな〜り絡んできているような。

奉太郎が高校に入学してからの一年間(入学当初から春休みまで)におきた小さな「謎」を解いていくという連作短編集。今までのシリーズの間を埋めるようなお話のようだ。

入学直後の部員勧誘ポスターの謎とピアノ室の謎「やるべきことなら手短に」、一学期、数学の先生の授業内容の謎「大罪を犯す」、夏休み=合宿=温泉宿?温泉宿で見た幽霊は?「正体見たり」、二学期の放課後、校内放送から導き出された事実「心あたりのある者は」、お正月、初詣の神社で窮地に陥った奉太郎&千反田さん、助けを求める暗号「あきましておめでとう」、消えた伊原のチョコレートはどこへ?「チョコレート事件」、そして表題作、千反田さんと奉太郎の雛祭り「遠まわりする雛」。

この短編集の中で、少しづつ奉太郎が変化していき、千反田さんとの関係も変わりつつある。
そして、知りたかった千反田さんのことがこの短編では丁寧に描かれていて私にとって、すごく嬉しい短編集であった。
特に「チョコレート事件」を踏まえての「遠まわりする雛」はかなり好み。今後どうなるのか、知りたいところ。


遠まわりする雛 遠まわりする雛
米澤 穂信 (2007/10)
角川書店

この商品の詳細を見る

10:36 | 本の感想 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

インシテミル

米澤穂信「インシテミル」(文藝春秋、2007年)図書館にて。

充実した学生生活を送るために是非ともクルマが欲しい大学生、結城理久彦。バイトでもするかと情報誌を探しに立ち寄ったコンビニで、彼は指一本分の借財があるという令嬢に出逢います。須和名祥子と名乗った彼女は、高額報酬の仕事を探していると言いました。
 彼女のためにバイト情報誌を繰る結城。須和名はふと、ある仕事に目を留めます。『報酬:1120百円』。百の字が誤植でなければ、この仕事の報酬は十一万二千円の計算になります。
 間抜けな間違いもあるものだと思いながら、冗談半分で応募する結城。しかし、それが彼の運の尽きでした。案内されたのは、地下空間。名づけて〈暗鬼館〉。
 参加メンバーは十二人。
 そしてラウンジの円卓には、十二体のネイティブアメリカン人形が。

 ……さて、ミステリの始まりです。(米澤穂信氏の公式サイト「汎夢殿」の既刊情報より)


 


古野まほろさんの世界から抜け出そうとしているときに、手に取った一冊。しかし、これもまた独特。
米澤さんって、割とパズル的な物語をかく方だとは思っていた。
が、今までは省エネ高校生ホータローの古典部シリーズだとか、小市民を目指す小鳩くんシリーズなどでは、パズル的とはいえ、日常の謎系の物語になっていた。
が、この「インシテミル」は、ダークサイドな物語である。
クローズドサークルもの、「機関」の管理下で行われる「ルール」に基づいた殺人合戦・・・・。

そうとは知らずに手に取ると、この暗黒ぶりにはへこんでしまうこと間違いなし。

しかし、非常にうまくできている。
ぴしぱしっと音をたててはまっていくみたいに、きちんと終結していく。
この美しさを保持するためにか、あいまいにぼかされたところや、かかれずに終わったところ(ある人物がどうしてそういう額が欲しかったのかとか、須和名さんの「滞っている」額とか。)がある。
内容的にも、好きか嫌いかといわれたら、まったく好みの物語とは思えないのだけれど、本当にうまくできていると思う。

ちなみに、インシテミル、副題に「THE INCITE MILL」と書かれていた。
意味、わかりますか?
私はわかりませんでした。・・・何か元ネタがあるのでしょうか。
英語が不得手なので、一応単語の意味を調べてみた。

INCITE[動](他)

1 〈人を〉励ます, 激励[鼓舞]する, 〈人を〉刺激[鼓舞]して(…)させる((to ...))

・ The speaker incited the workers to strike.
弁士は労働者を扇動してストライキをやらせた.

2 〈怒り・好奇心などを〉起こさせる.

MILL
[名]

1 ひき臼(うす), 製粉機, 精米[精麦]機

・ a coffee [a pepper] mill
コーヒー[こしょう]ひき器

・ The mills of God grind slowly (, but they grind exceedingly small).
((ことわざ)) 天網恢々(かいかい)疎にして漏らさず.

2 粉ひき場, 製粉所, 精米[精麦]所

・ a water [a wind] mill
水車[風車]場.

3 工場, 製作所;工作機械;(宝石などの)研磨機;(果汁をとる)圧搾機

・ a cotton [a paper, a steel] mill
紡績[製紙, 製鋼]工場

・ a gossip mill
うわさ製造元.

4 ((略式))(人・事柄を機械的に処理する)公共機関[施設]

・ a divorce mill
離婚裁判所

・ a diploma mill
マスプロ学校[大学].



↑の意味と内容から察するに
「殺人を扇動する機関」ということでしょうか。

以下は・・・ネタばれかも。







インシテミル インシテミル
米澤 穂信 (2007/08)
文藝春秋

この商品の詳細を見る

11:14 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

天帝のはしたなき果実

古野まほろ「天帝のはしたなき果実」(講談社NOVELS、2007年)図書館にて。

内容(「MARC」データベースより)
90年代初頭の日本帝国。名門勁草館高校で、子爵令嬢・修野まりに託された数列の暗号を解いた奥平が斬首死体となって発見される。報復と解明を誓う古野まほろら吹奏楽部の面子の前で更なる犠牲者が! 青春ミステリ。



みーしゃさんやむつぞーさんから、聞いてはいた。
このすっごいルビの嵐&修飾の山の文章について。
でも、だからこそ、ついふらふらと図書館で借りてしまったのだった。

いやぁびっくりだった。
最初は、本当にとっつきにくく感じたんだけれど、音楽(主人公が吹奏楽部所属)のそれも合奏場面から一章が始まったため、なんとなく引き込まれてしまった。この合奏の場面について(私が所属していた音楽団体とはまったく異なるが)懐かしさを感じてしまい、わかるな〜と思ってしまったのが運のつき。ドイツ語、フランス語、その他外国語が入り混じったルビを最後には楽しむようにすらなってしまった。
当初、現代日本の物語として読みすすめていたのだけれど、ところどころレトロなものいいが・・・90年代だけど「日本帝国」なのね。独特の世界である。

様々な知識がこれでもかと詰め込まれ、くねくねとルビと知識の森を引きまわされ、しかも殺人事件の謎解きまで(読者への挑戦つき)やってくるという・・これはもう一冊で、何通りの楽しみ方があるんだろうか。

すごく面白いんだけど、かなり読みにくい。
そして、これは読む人によって評価が分かれるとも思う。
私自身からいうと、この世界の感じや修飾&ルビはそんなに嫌いじゃない。(むしろ結構好き)けれど、謎解きのところは、なんかもっときっちり読みたかったような気がする。はっきり誰がどうして何が起こって、どうなってというのが書かれている小説が私はやはり好きなのだ。

しかし、あとを引く小説だった。抜け出せない感じで、この後色々読んでみるけれど、すんなり入ってこない。
同じ主人公で既に三作でているそうなので、続きも読んでみたいような、しばらくは敬遠したいような・・・。

天帝のはしたなき果実 天帝のはしたなき果実
古野 まほろ (2007/01/12)
講談社

この商品の詳細を見る

21:58 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

最近のこと

師走です。

師走・・・・はやっ!
一年がすぎるのが早い・・・・。

今年の初めは何を書いていたのかしら・・とブログを見てみたけれど、
箱根駅伝とバトンだった。一年、あまり変わっていないようで。笑。
最近は、普段の日記は水面下で進行中で、こちらは本の感想オンリーになりつつある。

というわけで、近況をば・・。
四月から再開したお茶のお稽古に夢中で、毎週楽しくお稽古に通わせて頂いている。一番の問題点は、ざるようななにもかもさらさら忘れていくこの頭と、正座が苦手な足である。

お茶のお稽古に付随して、ついに着物の着付けも習い始めた。
といっても、人に着付けるのではなく、自分が着るためのお稽古。
こちらは、まだはじめたばかりなのだけれど・・・なんとか
頑張って、自分で着物を着られるようにするぞ〜〜〜!!

メガネさんは、相変わらず仕事が忙しいが、先日車を買い替え
ご機嫌・・だったが、先週末に早くも擦ってしまい、目下へこみ中である。擦った壁は、私も以前こすったところで、どうも鬼門のよう・・しかしそこに停める機会は多いため、お互い用心せねば・・・。

サクラさんは、今もふわふわムートンの上で爆睡中である。
寝言も言っている。
最近は、飼い主の枕を使って寝ようとする傾向にあるため、彼女用の
ちっちゃなクッションを寝室においている状態。
寝る前にうにゅ〜ぐりゅ〜といって暴れるのは今も変わってなくて、
そういい始めると、捕まえて、上を向かせてクッションを枕にしてタオルでもかけてやると、そのまんま寝てしまう。小さな人間もどきの格好で寝ているのがおかしい。
目にできものができやすいみたいなのが、ちょっと心配。
食いしん坊なのは、変わらない。

TSUTAYAの宅配DVDレンタルのおかげで、最近は映画&海外ドラマもいっぱい見ている。
11月は、(今FOXチャンネルで放送中でもあるけど)「ミディアム〜霊能捜査官アリソン・デュボア」のシーズン1を全部見て、ミス・マープルの見逃した分を二本(「書斎の死体」「鏡は横にひびわれて」)、ダイアナ妃のことを描いたテレビスペシャルみたいなものを一本(「ダイアナ〜プリンセス最期の日々」)、映画では「マリー・アントワネット」と「アルゼンチン・ババア」を見た。
今も「CSI:科学捜査班シーズン5」と「アジアンタムブルー」をレンタル中。
「マリー・アントワネット」、かなり好きな感じの映画だった。なんといっても、可愛い!そして、靴や服や、スイーツ、豪奢な宮殿に目を奪われるし、映像自体が可愛かったように思う。
「アルゼンチン・ババア」は私が思ってたより、現実的な感じに描かれていたように思う。こちらは、もう鈴木京香さんが素晴らしく魅力的で、好き〜。

観劇は、「オセロー」を見に行った。
蜷川さんの演出で、やはりすごく魅せる舞台だった。が、なんといっても長かった。1時間50分+15分の休憩+1時間50分って!!
オセローの吉田鋼太郎さんの力強さ、カリスマ性、圧倒的な声、力強さにもっていかれた。
なんてかっこいい!!
声が、すっごく好み。太く、少しがしゃっとした声で・・渋い。知らない役者さんだったんだけど、一気にファンになった。
ずるがしこいイアゴーの罠にずっぽりはまり、妻デスデモーナを疑い、部下キャシオーへの嫉妬の炎に燃える。白い炎が背後に見えるような演技と存在感だった。
嫉妬という黒い闇にとらわれ、自分を失い妻を罵倒し殴りとことん貶めるオセロー、そして時折癲癇の発作にまでとらわれてしまう。その激情がほとばしる中に私たちもどんどん巻き込まれていってしまった。あれほどまでにかっこよかったオセローに愛というものがもたらす脆弱さ・・・うわ〜〜〜ん、すごかった〜。

イアゴー役の高橋洋さん、たくらみを企てる地の部分のときは、なんともいえない卑屈なねじれた感じをかもし出し、少し猫背気味で立つ。反して、みなから「正直者のイアゴー」といわれる表の顔を出すときの彼は、清廉潔白明るい友達思いの男に見えてしまう。長い長い独白部分が何度もある(これがちょっと削れないものかと思ってしまう駄目な観客はワタクシ・・)にもかかわらず、せりふ回しも内容も動きも完璧。すごいなぁ。逃げ場がない役を堂々と演じていらした。

デズデモーナの蒼井優さん。期待していなかったんだけど、いい意味で裏切られた。前半は、せりふが先走って口が追いつかない感じが強く、同じ抑揚をつい使ってしまうところなどもあって、う〜〜〜んという感じだった(せりふをかんで、言い直すシーンも)けれど、圧巻は後半!
何が原因かわからぬままに、夫に嫌われ、一方的に罵倒され、しかもそこに死の予感すら漂ってきたとき彼女が侍女エミリアに慰められ、励まされながらも、運命を受け入れようと悲しみながら歌うシーンは、涙涙だった。エミリアとの「もし世界全てをくれるというなら、夫を裏切(不倫の恋をす)るか」という話も興味深い。エミリアは、「そりゃ誰でもする、それによって世界を手に入れれば最愛の夫を世界の王にできるんですもの」と答える。が、デズデモーナは、自分にはできないという。そして、エミリアも絶対しないだろうと。
ラスト、エミリアは、夫であるイアゴーのたくらみによって敬愛するデズデモーナが殺されてしまったことを知り、それがイアゴーの仕業であることを告白して殺される。結果的にデズデモーナの言葉通りになったのだ。
まっしろなデズデモーナ。オセローは炎に包まれていたけれど、デズデモーナは細い線のような光に包まれている。
彼女が出るたびに、鳥の鳴き声がする演出も、彼女の持つ属性(慈愛、思いやり、和み)を増幅させていた。
エミリア役の馬渕さん、キャシオー役の山口さん、共に声が通りせりふが聞こえやすく、存在感があって、良かった。舞台って、やっぱり生だから、役者さんから押してくるパワーがじかに感じられて、観客はたまらない。
どんな早口でしゃべっても、きちんと聞こえさせるっていう技術ってすごい。

あとは、大相撲も見に行った。
今年は九月にも見に行くことができたので、二場所みたことになる。
朝青龍の不在はともかく、ひいきの魁皇がなんとか踏みとどまったことが嬉しかった。(が、さすがに11月は悲愴感が漂っていた)

考えてみれば遊びすぎの11月だったなぁ。



10:29 | 日々のこと | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑