ごろごろぴかぴか〜!と雷鳴稲光がすごかった。
明け方、なんだか寝苦しくて目覚めたら、サクラが怯えて大騒ぎしていた。
雷が苦手なんだよね。
はぁはぁと舌がいつもの倍くらい出ている感じで、震えながらぐるぐる動き回っている。時々座り込んで、また震えている。
以前、母から聞いた方法(テレビで見たらしい)を試してみたけれど、その方法(上に乗るようにしてぎゅっとしてやる。わんこは、狭いところが落ち着くから)で抱っこしている間はかろうじて静かにしてはいるものの、体は震えているし、離すとまたすぐ、ぐるぐる動き回ってはぁはぁ言っている。
ん〜。
結局、雷鳴が収まるまで怯えは続いたのだった。
おかげさまで、私とサクラは寝不足。
ていうか、その中で雷にも全く気付かず、がぁがぁ寝ているメガネさんに乾杯!

サクラさんといえば、アレルギーからか、またしても痒み出現。毎日掻きに掻いて、首の辺りにハゲが出来ている。
すこ〜し涼しくなったせいか、最近は掻く頻度も下がっているように思う。どうかな?週末は獣医さんへ行かねば。またステロイドを打たれてしまうかしら。

最近は、すっかり壁好き〜で、壁にくっつくように、平行になって寝ている。にゅっと手足を伸ばすその姿は、小さい頃と全く同じ格好なのが笑える。(画像は「壁好きー」なサクラさん。)

毛色が薄くなって、実家のボクちゃん(ヨークシャーなんだけど、すごく綺麗な銀色と薄い茶色)とよく似ている。大きさは全く違うし、キャラクターもかなり違うんだけど、兄弟のようだ。
二匹で、ころころとじゃれあっているのが、とってもおかしいし、可愛い。ボクちゃんは繊細な容姿のとおり、賢くて静か(ほとんど吠えない)なわんこだ。サクラは、反対に明るくて、うるさい。
けれど、実はボクちゃんの方が、すごく勇敢で、沢蟹(実家の周辺にいたりする)にも立ち向かっていくし、トカゲだっておっかける。サクラは、小心者だから、その対比もおかしい。


かべすきー


08:53 | 愛犬さくら | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

「紅無威おとめ組〜かるわざ小蝶」「おんみつ蜜姫」

米村圭伍「紅無威おとめ組〜かるわざ小蝶」(幻冬舎、2005年)
図書館にて。

松平定信が幕府の財政難を立て直すべく、田沼時代に爛熟期を迎えた豪華な商人文化(ゴージャス)を取り締まり始めた時代、その取締りのあおりをくって、つぶされることになった軽業小屋があった。その小屋で主役(?)を張るのが小蝶だったのだが、頼りにしていた親方も小屋の柱とともに川に沈んでしまう。いきりたった小蝶、彼女がうらみに思うのはただひとり、松平定信!親方のかたきをとるぞと屋敷に忍び込むのだが、そこで奇妙なやつらに出会う・・・。

おっもしろい。女の子大活躍の時代小説。
軽業師小蝶(単純)と女だてらに凄腕の発明家である萩乃、女性剣士桔梗の3人が暴れまわる・・なんと「剣客商売」の秋山大治郎(冬山大次郎って名前になっているのが笑える)らしき人物まで登場したのが嬉しい。
個人的には、萩乃が好きだなぁ。キャラが楽しくって、痛快だった。



米村圭伍「おんみつ蜜姫」(新潮社、2004年)
図書館にて。
蜜姫大活躍の時代小説。
九州豊後の藩の姫、蜜姫の縁談が決まった。が、同じ頃に彼女の父の命を狙う不穏なものの影を感じる。父の計画(蜜姫と風見藩との縁談を期に小藩二藩合併してしまおうという・・・)がどこからか漏れて将軍家に命を狙われたのか?と蜜姫は色めき立つ。暴れん坊な姫、自ら「隠密蜜姫になるのよ〜!そしてお父上を守るのよ」と(?)出奔することに。とぼけた母上さまの手配でしのび猫タマも一緒に引き連れて・・。果たして姫の珍道中の顛末は?!

いやはや荒唐無稽、面白い。海賊やら忍者やら、挙句に天一坊事件まで・・。そして大活躍のタマ。俳句好きの母上もいいキャラだ。
コメディタッチだし、例によって登場した(米村作品にはすでにお馴染みの四国の小藩)風見藩などなど、楽しかった。


08:45 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

「眉山」「町長選挙」「145グラムの孤独」「冬至草」

体調不良気味。暑いなぁ。
風は冷たいのに、吹かない。

ベランダでは、松葉ボタンが色とりどり咲き乱れている。
バジルも花がついてしまった。摘んでしまわないと、葉が硬くなってしまうとわかってはいるのだけれど、なんだかもったいなくてそのまま。昨年もそうだったなぁ。
そしてきっと、今年も種を沢山収穫してしまいそう・・・。
ここにきて、ミントもがぜん元気を取り戻してきたし。

問題は朝顔で、未だに花をつけない。茎ばかりするする伸びて葉を茂らせている。ん〜。夏が終ってしまう。

読書メモ
さだまさし「眉山」(幻冬舎、2004年)
図書館にて。
ちゃきちゃきの江戸っ子で、気風のよい母、そんな母の看護のために咲子は母のふるさとである徳島に帰る。そこで母を看取る決心をするのだが、病院側の心無い対応に心を痛めたりする。そしてそのいざこざで分かった事実・・母は献体に申し込んでいた。その理由は?
顔も知らなかった父のことや、母の思いを知る・・・。

旦那さんが読みたがっていて借りたもの。先に拝借して読破。医療関係者は読むべきだとも思う。さだまさしのかく曲にも物語があるけれど、小説もなかなか。じんとくる。



奥田英朗「町長選挙」(文藝春秋、2006年)
図書館でどれだけ待ったことだろう。大人気のこのシリーズ、予約待ちの人数の多さに度肝を抜かれた。うんざりするほど待ったけれど、そのかいあって、シリーズ最大の面白さだ。
とんでも精神科医伊良部先生パワーアップ。
笑える。とにかく笑える。
今回は特にモデルがあまりにもはっきりしているため、益々笑える。某元宝塚娘役トップの女優(黒○瞳さん)とか、某読○G軍元オーナーとか(某首相もちょっと顔出し)某IT企業元社長(掘○さん)とか。
それも、全員何らかの恐怖症を抱き、よりにもよって伊良部先生の診断を仰ぐ羽目になり、なぜか注射をされ(笑)とんでもない荒療治のすえに、復活しちゃうのだ。
とにかく、笑いたいときにお勧め!




伊岡瞬「145gの孤独」(角川書店、2006年)
これまた図書館にて。
プロ野球投手として活躍していた倉沢だが、試合中の死球事故が原因で引退、今は便利屋を営む。その業務の一環としてはじめた「付き添いや」・・それには奇妙な依頼人が次々にやってくるのだった。

元野球選手が小さな謎を解いていく。連作短篇ミステリ(?)。
心に大きな闇を抱えてしまった男が、他の人の心を救う謎解きを展開していく短篇が揃っている。が、さすが連作短篇、途中から仕掛けが動き始める。そして、ラストへ・・。
時間は戻せない、おきてしまったことももう元通りにならない。
孤独感からか、ハードボイルドな感じがちょっぴりする。
同じ作家さんのほかの作品も読んでみたい。ちょっと好きな匂いが漂っているから。



石黒達晶「冬至草」(早川書房、2006年)
図書館にて。新刊の棚からなんとなく借りてみた。
読み始めてびっくり。これはなんだ?
SFなの?私の苦手な分野・・のはずだけど、これは読める。

架空の動植物とそれが生み出した不思議な効果などを描き出す。たとえば癌の特効薬である(らしい)ホヤだとか・・・。
理系小説と裏に書いてあるけれど、決して冷たい感じではなく、なんといったらいいんだろう。こういうタイプのものは初めて。
思わず本当にこういう事例があったのではないかと思うような、医療現場における発見などに絡むフィクション。そのリアルさはどこから来るか・・・。と思ったら、筆者は現役の助教授(アメリカのがんセンター)且つ、元外科医だった。

冷静な小説。




「145gの孤独」以外は、なぜか医療がらみ(?)の小説だった。
不思議な偶然だ。
22:39 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (1) | edit | page top↑

「ひとがた流し」「ほどけるとける」

北村薫「ひとがた流し」(朝日新聞社、2006年)

図書館にて。
朝日新聞に連載されていた物語らしい。実際に新聞紙上で読めなかった(うちは朝日じゃないから)のはちょっと残念だったけれど、結果的に、こうやってまとめられたものを読んだほうがよかったかもしれない。
三人の40代の女性たちの友情や生き方を描き出したもの。
小説家牧子(なんと、「月の砂漠をさばさばと」のお母さんだ!勿論、さきちゃんも出てくる。大きくなって)、アナウンサーの千波、写真家と再婚した美々。
特に千波を軸として進む。

40代。心も体もしっかりと成熟した大人の女性たち、仕事も生活もすっかり確立されているけれど、まだまだそこにとどまりはしない。
先を目指して生き生きとしている。
そして、そこには、それぞれの秘密もある。
そんな生き方が突然揺らいだとき・・。

凛とした生き方、でも、きちんと甘えることが出来る生き方。
背筋をすっと伸ばして、輝いていくってパワーがいる。
こんな格好いい女性たちを描き出せる北村さん、さすがだ。

女性にとって芯となりそうな言葉がたくさんあったように思う。



大島真寿美「ほどけるとける」(角川書店、2006年)

ゆるゆるとしたお話の進め方が好きだ。
大島さんの小説、たるんとしたムードが好きだ。

高校を中退しおじいちゃんの経営するお風呂やさんでバイトに明け暮れる美和。
不思議な常連佐紀さん、貸しタオルのフジリネンのおじさん、従業員のタエさん、元彼の淀川君に、人生に大切なことは全てゲームで知ったと豪語する弟智也、佐紀さん絡みで知り合った君津さん。

どんどん世界が狭くなって、やる気もなにも失われてひからびていた、足踏みして何をみても楽しくなくて、ダサく見えて、嫌われた。
そんな美和が少しずつ、何かを感じていく。
感じていけるようになる。
ゆるゆるとした生活、ぱっと走り出すまえのためのような、そんな時間が描かれている。

お風呂やさんの独特のあのけだるいような、ぺたんぺたんするような感じがぴったりだ。


20:45 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

「猫は引っ越しで顔あらう」「親不孝通りディテクティブ」

柴田よしき「猫は引っ越しで顔あらう」(光文社、2006年)

読んだのはちょっと前になる。感想を書かねばと思いつつ、後回しにしてしまうのは悪い癖だ・・・。

図書館でこの猫探偵正太郎シリーズはずっと読んできた。
なのに、これは文庫書き下ろしなのだ。そりゃ買わなくてはね!
ってことで、シリーズ四作目。
正真正銘猫さんが主役の連作短篇ミステリ集だ。

正太郎の同居人(いわゆる世間一般でいうところの飼い主だけれど、正太郎のほうが数倍しっかりしているような・・)のミステリ作家、桜川ひとみが、突如引っ越しを決行する。行き先は東京。彼女の持ち出した条件にかなう物件をまずチェック・・そこからミステリは始まる。
結局決まった一軒家にも、そこはその好条件にも関わらず住人が決まらなかったくらいだから、謎があり・・・。

相変わらず面白い。正太郎の今回のお仲間となるお隣(大家さん)の猫さん二匹(フルハタとニンザブローって名前・・・)も可愛いし。
猫さんが活躍するミステリは本当にいっぱいあるなぁ。

わんさんは・・・宮部さんのマサくらい??




北森鴻「親不孝通りディテクティブ」
図書館で借りて読んだのはいつだったか・・遥か遠い記憶・・・。
なんとなく、好みでなかったイメージがあって、敬遠気味だったのだけれど、そこはそれ、北森さんの本が文庫になればやはり買ってしまうのだった。笑。

そして、読了。公式サイトで色々問題となっていた解説文、やっぱり問題ないような気がする。これくらいの解説ってあるような・・。

テッキ(博多長浜で屋台を営む。おでん、ラーメン、そして各種カクテルが常備されているのが特徴)キュータ(テッキの幼馴染みでともに「悪いこと」をいっぱいしてきた仲。今は結婚相談所の調査員)の名コンビ(迷?)が様々なトラブルに巻き込まれたり、飛び込んだりして解決していく・・という連作短編集。
博多が舞台ということで、博多に詳しいメガネさんも楽しんで読んでいた。

ただし、キュータというまれに見る単純なキャラが明るさを添えているものの、全体のトーンとしては暗め。
ラストもちょっと物足りない。多くの謎がまだ残ったままという感じで、シリーズ化されてもいいのになぁと思ったりもする。






09:26 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

反省中

サクラさんが椅子の下から出てこない。

というのも、さっき叱られたから。

私もいけないのだけれど、届いた郵便物の袋(ビニール)をあけた際に小さな破片がおちたらしい。そのビニール片をとってきて、これみよがしにくちゃくちゃ噛んでいたから。
(取り上げようとすると逃げ、私が取り上げるためにオヤツを取り出すのを期待しているのがみえみえ。)

新聞紙を丸めて椅子などをぱしんっとたたきながら、怖い声で「あら?」と言う。
はっと気付いて、椅子の下に逃げ込むサクラ。
その逃げ込んだ椅子をぺしんっとたたく。
ぽとっとビニールを落とし、小さくなって上目遣いになったところで、「だめでしょ」と怖い声で叱る。
落としたビニールを拾い上げる。
これでおしまい。

だけど、お灸が効きすぎたみたい・・・。

怖すぎたのかなぁ・・。叱るほうも反省。

そんなサクラ、最近は痒みが出てきていて、首の辺りを掻き、小さなハゲが四つ出来てしまっている。

本来、ケアンはトップコートを時々抜いてやらねばならないそうだ。そうすることで丈夫な毛になるという。(根っこが細く、先が太い毛質なため、カットするとどんどん毛自体が細くなってしまい、肌にもよくないとか)だけど、抜くことでやはり皮膚に負担をかけるから・・とサクラの場合はトリマーさんにカットを薦められている。
反対にアンダーコートはふわふわと季節ごとに勝手に抜ける。ブラッシングしてやると、驚くほど取れる。

サクラは痒みがでると、自分で掻いて、爪にトップコートを絡ませて毛玉にして抜いてしまう。だから、首の辺りにトップコートがない部分が増えてはいたのだけれど、ついにハゲ出現。そしてそれが増え続けている。
来週末には獣医さんに行くから、それまで経過観察・・とは思っているのだけれど・・・。
迷うなぁ。
09:01 | 愛犬さくら | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

熱く

高校野球すごかった・・・。
今年はいつも以上に力の入る試合が多く(だって「安心できるかなぁって点差」もあっというまにホームランで覆るし・・)
熱中してしまった。
わが県代表は、一試合で姿を消してしまったけれど、勝ったチームがどんどんと勝ち進んでいく姿を見ることもできたし。
また、鹿児島工や八重山など個性的で爽やかなチームもすがすがしかった。
そして、ラストを飾ったのが再試合。
すごい試合だったなぁと思う。最後まで全く気を抜くことができない。
どちらが勝ってもおかしくない。
特に斎藤、田中両投手への負担はすさまじいものがあっただろうに、
どちらも立派だった。
お姉さん(あえて、おねえさん。笑)は何度も涙してしまったよ・・。
やっぱり夏は高校野球。
応援の音もいいなぁ。



←横のメニューに「今日はどんな日?」というのを加えてみた。ダブルクリックすると、過去の出来事や何の記念日か、どんな有名人の誕生日か、誕生花なども表示される仕組み。楽しいので、ぜひ一度お試しあれ。自分の誕生日がごみぜろの日ということは知っていたけれど、掃除機の日だったとは知らなかった。どっちにしても、ゴミがらみか・・・。同じ誕生日に三人も映画監督がいるっていうのにびっくりだ。今まで同じ誕生日の有名人、勘三郎さんくらいしか知らなかったよ。それにしても・・ダンテやピョートル大帝って・・・・・。微妙・・・。
20:33 | 日々のこと | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ロンド

柄澤 齊「ロンド」(東京創元社、2002年)
図書館にて。やっと、柄澤 齊さんの「ロンド」読了。あぁ時間がかかった。

実際にご自身も木版画家さんであるという柄澤さんが初めて書かれた
ある幻の絵画がキィとなるミステリ。

実物を見たものはほとんどおらず、見た人が書いた文章のみでしか出会うことが出来ない、所在どころかいまや存在すら不明の幻の名画「ロンド」。見たこともない「ロンド」に魅入られているキュレーターを主人公に思いもかけない連続殺人事件が展開していく。
彼の元に届いた一通の個展案内状・・その個展の名前は「ロンド」・・そしてその会場にあったのは、ある絵画を模した死体だった・・。
更にまた個展案内状が届き、信じられない事件は続いていく。

変わり者であり、天才奇才である今は亡き画家、彼の残した娘、孫、そして「ロンド」、更にその絵に魅入られた美術館員、美術評論家、画家・・・様々な人物が絡み合い、また過去も、もつれあって行く。とにかく、様々なものの描写というのがとても緻密な感じがする。さらりとは読みこなせない文章がまた、独特の雰囲気を加えている1冊。

ある登場人物に好感を抱いていたのだけれど、その妄執のようなものが最後あたりで明らかにされ(反対側から見た見方でもあるのだろうけれど)てしまった・・・・。
また、神秘的な方面にすこーし流れた感じがあるのが私自身にとっては物足りない感じがした。

下のアマゾンの画像は、文庫版(上)だけれど、図書館で借りたハードカバーで読んだ。上下巻に分かれているほうが、読みやすいかも・・手が痛くなってしまう分厚さ。ちなみに、装丁などもご本人の手によるものらしい。


20:10 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

感謝♪

むつぞーさん、ありがとう♪
先日来、ぐだぐだ言っていたブログピープルの件だ。
更新されていない?と思って、一度、登録しなおしたのだけれど、それが間違いだったらしい。

http://hare.blog4.fc2.com/
で登録しなおしたら、大丈夫・・・やっぱりこちらで、ping送信していたみたい!

というわけで、サイト情報も登録やりなおしました。
ブログピープルでリンクしてくださっている方々、このブログは
http://hare.blog4.fc2.com/
で登録してくださいませ。
※hareが後に来るURLだときちんと反映されないみたいです。

21:54 | 日々のこと | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

じーさん武勇伝

竹内真「じーさん武勇伝」(講談社文庫、2006年)
竹内さんのパワフル小説、「じーさん武勇伝」が文庫に!早速ゲットですとも〜。
竹内さんの小説のファンだ。軽快でいきがよく、勢いもよくてふっとばされるような感じ。が〜っとかだ〜っとかそういう擬音で。
特にこの「じーさん」は、すごい。元気をいっぱいくれる。太陽が似合う。それも、燦々と照るとかではなく、じりじり肌を焼かれるようなそんな夏にぴったりだ。
主人公の祖父・・そのまんま「じーさん」は「男の価値はどれだけむちゃくちゃやって生きていくかだ」と断言し、喧嘩の連勝記録をどんどん更新していく畳職人。格好良い、筋が通った男。おとこぎ溢れるじーさんは、孫(主人公)の元担任である40歳も年下の女生と再婚までしてしまう。
そして、ちゃらんぽらんな息子(主人公にとっては父)や新妻とともに宝探しにまで乗り出してしまうのだ。
遭難あり、海賊あり、軍も出動・・すっごいスケール!
アメリカ大統領まで・・!

いやはや、その勢いたるやとどまるところを知らないじーさんパワー。
元気と笑いと、しっかりした気持ちを貰いたくなったら一読すべし。



他に
北森鴻「親不孝通りディテクティブ」(公式サイトで文庫版の解説文について色々言われている。立ち読みでさらっと目を通しただけだけど、そんな目くじら立てる内容でもなかったように思うなぁ・・・どうなんでしょう?)や若竹七海「火天風神」を購入。
21:45 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

読書メモ&日々

ブログピープルをみーしゃさんに教えていただいて、登録してみた。
で、登録しているブログさんが更新されると更新マークが付く!と喜んでいたのだけれど、自分のブログを更新してもそれが付かないことに気付いた。なぜ〜〜?ブログピープルの「最新更新情報」にはちゃんと載るのになぁ・・。

高校野球に夢中。元来野球観戦は好きだ。加えて、高校野球は独特の悲壮感がまたなんとも・・毎試合、手に汗にぎり、声援を送り、そして涙する。熱い女ハレでございます。
わが県代表も負けたとはいえ、なかなかよい試合をしてくれたし。
昨日の高知商業対鹿児島工業なんて、ドキドキしてずっと見ていられなかったくらいに、はまってしまった。

読書は、柄澤 齊さんの「ロンド」(図書館にて)を読んでいるところなのだけれど・・これが手ごわい。すっごく面白いのに、進まない。読む時間が短いというのもあるのだろうけれど・・。重いしね。
伝説の名画から恐ろしい殺人事件に巻き込まれる美術館員というストーリィ。

光原百合「遠い約束」(創元推理文庫、2001年)
KUMAさん、読んでますよ〜。
最初の短篇だけ、鮎川さん編のアンソロジーで読んでいたのだけれど、ラストがちょっと変えてあったりして、二重に楽しめた。更に、それに続く暗号物も、あったかい心やつながりがあって、勿論肝心の謎も興味深く、楽しめた。ミステリマニアというわけではないけれど、自分の好きな本やことについて語り合える友というのは、本当に大きな存在だ。

「駅からキャンパスまでの通学途上にあるミステリの始祖に関係した名前の喫茶店で、毎週土曜二時から例会」という、謎かけポスターに導かれて浪速大学(通称なんだい)ミステリ研究会の一員となった主人公吉野桜子。 三人の個性豊かな先輩方と紅一点の彼女が出くわす謎を解く・・。日常の謎系のミステリだけれど、ミステリというより優しく柔らかいイメージがある。

発売当初手に取らずにいたのは、表紙の絵が野間さんだったから。勝手に野間さん漫画の原作かと思っていたのだった。個人的には野間さんは嫌いではないけれど、表紙が違っていたらもっと早く読んでいたとも思う。



森絵都「いちばんめの願いごと」(大和書房、1993年)
図書館にて。森絵都さんの恋愛エッセイ。恋愛エッセイと思わず小説と信じて借りたため、びっくりした。久々にこういうのを読んだ気がする。恋愛・・かぁ・・。 ん〜〜〜〜〜〜。



伊坂幸太郎「重力ピエロ」(新潮社、2003年)

半分しか血のつながりがない「私」と、弟の「春」。ある日、遺伝子技術を扱う私の勤め先が、放火される。町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っている春は、スプレーによるグラフィティーアートと連続放火事件との関係を示唆する。レイプという憎むべき犯罪を肯定しなければ、自分が存在しない、という矛盾を抱えた春・・・そして・・。
好き嫌いが分かれそうな感じ。伊坂さんの文章は格好いいのに、時々くどい。そして、「それでいいの?」という疑問が読み終えた後にわきあがるような・・。
ただ、先がわかっても読ませる。出てくるお父さんのキャラクターがとても素敵。
更に妹がいる身としては「僕とお兄ちゃんは最強なんだ」というフレーズはずんっと来る。(姉妹兄弟ネタに弱い私)



貫井徳郎「被害者は誰?」(講談社ノベルズ、2003年)
図書館にて。
表題作のトリックというかミソの部分に途中で気付いてしまったため、乗り切れず読み進めた。
表題作「被害者は誰?」から始まり、「目撃者は誰?」「探偵は誰?」「名探偵は誰?」という四つの短篇から成る1冊。最後の「名探偵は誰?」が最も好みだった。



10:30 | 本の感想 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ぐだぐだ

暑い毎日。

ハレバレ地方は例年台風の猛威にさらされるのだけれど、
今年はまだ大丈夫。というか、いつもは大丈夫な関東や関西の
お友達の方が心配だったり・・。

某所で(笑)甲子園の話題を発見。
わが県代表は、県内とはいえ、わが市からは遠く離れた地の高校。
準決勝までは市内から二校も残っていたのになぁ。
しかし、その代表校も一戦目から苦戦が予想され・・・。
はなから諦めムード漂いつつ・・・・お・・応援するぞ〜。
某所では、強豪ひしめく県などを二つに分けては(東京みたいに)って意見が出ていたのだけれど、わが県などは、そうなると隣の県と一緒にされてしまいそうな勢いかも・・・・・昔は強かったんだけどなぁ。

ちなみにわが母校、元々男子校だったのもあって、一度だけ甲子園に出たことがあるらしい。←最近知った驚愕の事実。

ありえない。ほんっと、ありえない。信じられない。
当時の母校に何が起きていたんだろう。

あの長い長い校歌を一度甲子園で聴いてみたいという思いはあるものの、よもや甲子園に出たりなぞすれば、他校に申し訳ないような・・そんな雰囲気の高校なのだ。

というわけで、わが母校やわが県は置いておいて、毎日熱戦を楽しんでいる。
元来スポーツ観戦大好き♪で、感動やさんなので、楽しく声をあげて応援したり、時には涙したり、忙しい。
意外と熱い(暑苦しい?)性格なのだ。



23:05 | 日々のこと | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

第三の時効

横山秀夫「第三の時効」(集英社文庫、2006年)
お久しぶりの横山さん。文庫を見かけて買ってしまった。(ちなみに、ナツイチオリジナルブックマーク、ハチクロ版を貰った)

F県警捜査一課を舞台とした、連作短編集。
捜査一課長の田畑の下に一斑朽木(理詰めで、笑わない)、二班楠見(公安上がり、冷血)、三班村瀬(独特の勘で事件解決へ)という個性豊かな三人の班長が率いる三つの班がそれぞれ競い合い、反目しあいながらも事件を解決していく。

各班長たちの個性や過去など、小説らしい面もあるけれど、とてもリアルで、警察内部を垣間見ているかのような気持ちになる。そこにある問題点も。

表題作の「第三の時効」は、現場の刑事たちにすら知らされなかった三つ目の時効、ウルトラCの離れ業がなされる。楠見の暴走かと思ったのだが、冷血、冷静な計算のもとになされた仕掛け。なんとすごい。

全体的に硬質でありながら、底に流れる熱いものを感じさせる。
第三の時効 第三の時効
横山 秀夫 (2006/03/17)
集英社

この商品の詳細を見る



08:39 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

「白夜行」「鴨川ホルモー」「妖怪アパートの幽雅な日常1」

土曜日に図書館へ。
予約本9冊+1冊で、10冊借り出し。

東野圭吾「白夜行」(集英社、1999年)
図書館にて。
面白い。ドラマは見ていなかったけれど、確かにドラマにしたくなる感じ。
質屋の主人が殺される。その男に最後に出会った女性が死に、事件は迷宮入りに。そしてその女の娘、その質屋の息子がそれぞれ成長していくまでの間に、様々な事件が起こる。
長くねちっこく、くどい。そして謎自体はそんなに驚くことではない。でも、そんなことふっとばして、すごい。読み応え満点。(小学生並みの感想)



万城目学「鴨川ホルモー」(産業編集センター、2006年)
図書館にて。
ホルモーです。ホルモンにあらず。
焼肉の話ではありません。笑。
晴れて京都大学一年生となった主人公。彼が葵祭りのバイト帰りに渡された不可思議なビラ(かなり時代遅れな内容)・・まるっきり内容が分からないサークルの新歓コンパのお誘いだった。不信感を覚えつつも、ただでご飯を食べるためだけに新歓コンパ行脚をしていた彼は、のこのこと行ってしまうのだった・・これぞ、ホルモーの罠とも知らずに。
そして、彼らの「戦い」が始まった。ホルモーとはいかに??
ネタばれになりそうなので、うまくかけない。でも、とにかく面白いことは折り紙つき。
いやぁ笑った。これ、最高。ほるも〜〜〜っ!おススメ。



香月日輪「妖怪アパートの幽雅な日常」(講談社、2003年)
図書館にて。
両親を亡くした主人公、叔父の家で肩身の狭い思いをしてきた。
そして念願の高校入学、寮に入る!・・はずだったのだが、寮が火事になり・・・急遽探して入居したアパートは、まかないつきで破格の家賃。しかもそのまかないがとっても美味しい。でも、なんだか他の住人が変?!
読みやすく、さらりっとしていながら面白い。個性的な妖怪さんたちがなかなか。続きが沢山あるらしいので、読むのが楽しみだ。ちょっと漫画ぽいかな。


舞城王太郎「阿修羅ガール」:読んでみた・・・それだけ。私には合わない。疲れた。

更に、本屋へ。
横山秀夫「第3の時効」、よしもとばなな「アルゼンチンババア」山本ふみこ「台所あいうえお」を衝動買い。
よしもとさんのは、図書館で三回も借りた本なのに、やっぱり手元に欲しくなる。文庫で見ると買ってしまう・・。
山本さんのはいつもためになるので、主婦的興味で購入。台所関係の参考書だ。私の乾物好きは山本さんの著作の影響が大きい。

白夜行 白夜行
東野 圭吾 (1999/08)
集英社

この商品の詳細を見る
鴨川ホルモー 鴨川ホルモー
万城目 学 (2006/04)
産業編集センター

この商品の詳細を見る
妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉
香月 日輪 (2003/10)
講談社

この商品の詳細を見る

08:40 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

観劇

宝塚歌劇観劇。
地方公演だけど・・・演目は、宙組ミュージカル「コパカバーナ」。



結論、やっぱり舞台がちっちゃい。大劇場で見たい。






内容は・・・ん〜〜〜ちょっと辛口なので続きに・・。


08:16 | 日々のこと | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

「マリアの空想旅行」「優しい子」その他

森茉莉「マリアの空想旅行」:(ちくま文庫、2006年)
茉莉さん、さすがだ。
旅行にまつわるエッセイだけど、あくまでも「空想旅行」ってところがポイント。一歩も家から出ないで描き出された旅行エッセイ。
第一章に関しては、その内容は思い出ですらない。
写真を見て思ったこと、思い出したこと、茉莉さんの美意識にぴぴっときたものを自由奔放縦横無尽に書いている。
茉莉さん、格好良い。


木下綾乃「手紙を書きたくなったら」:(WAVE出版、2005年)
再読。文具、手紙好きには欠かせない1冊。(笑)ただし、東京など都会の文具充実ぶりを再確認しては、悔しくなる・・・。

大崎善生「優しい子よ」(講談社、2006年)
図書館にて。
とにかく好きな作家さん。
大崎さんの私小説。
女流棋士高橋和(やまと)さんと大崎さんは結婚されているのだけれど、その高橋さんにファンの少年の父からお便りがある。難病に冒された少年が彼女のファンだという・・。
そこから始まる高橋さん(&大崎さん)と少年の交流。
切なく辛く。気高く凛としたそして、どこまでも優しい少年の祈りが痛々しくて泣いた。

と学会「トンデモ本の世界S」(太田出版、2004年)
図書館にて。
いや〜〜世の中のトンデモ本たち。笑ってしまった。
つっこみどころ満載の本の紹介。



優しい子よ 優しい子よ
大崎 善生 (2006/07/01)
講談社

この商品の詳細を見る


マリアの空想旅行 マリアの空想旅行
小島 千加子、森 茉莉 他 (2006/05)
筑摩書房

この商品の詳細を見る


手紙を書きたくなったら 手紙を書きたくなったら
木下 綾乃 (2005/03)
WAVE出版

この商品の詳細を見る


トンデモ本の世界S トンデモ本の世界S
と学会 (2004/05/20)
太田出版

この商品の詳細を見る

11:37 | 日々のこと | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

暑中見舞い

朝書いた記事に、色々間違えていた部分を発見。
こっそり修正したものの、凹むなぁ。

昨日、暑中見舞いを書いた。梅雨が明けた途端、真夏がやってきて、めんくらうような夏空が続いてる。
気付けば8月、出遅れた感じが自分の中に漂う。
ぼんやりしている間に、サチコマちゃんから暑中見舞いが届いた。
う〜さすがだ。
本当にコマメにきちんとしているサチコマちゃん。えらいなぁ。

今回は、鳩居堂の葉書や様々なところで買い集めた絵葉書、かもめーるに自分で印刷したものも・・色々取り混ぜて「誰にどれ」と選ぶのも楽しい。
毎年、似たような小さな団扇を送ると決めている友人がいる。最初に送った年に、「鞄に忍ばせて、しょっちゅう使っていた」と喜んでくれたから。
今年も使ってくれるだろうか、ゴミになっちゃうだろうか・・。
手紙や葉書、カードという「紙物」は最終的にゴミになってしまう。
捨てられるのは全くかまわない。(だって捨てないと片付かないし。)
だけど、即ゴミ箱行きだけはちょっと悲しい。ちょっとの間だけでもいいから、保管しておいてほしい。
やっぱり「心」を送っているからなんだろうね。

20:34 | 日々のこと | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

米村圭伍、乙一

米村圭伍「風流冷飯伝」(新潮社、1999年)
図書館にて。
不思議な「しきたり」がたくさん残っている藩に潜入した幇間一八(とは仮の姿で、実はお庭番の手下・・でもやる気ゼロ。)と彼の知り合った冷や飯食いたち(長男以外の男子)の活躍譚。
※「退屈姫君伝」を最初に読んでいたので、入りやすかった。一八とは、退屈姫に出てくるお仙の兄上で、この風見藩こそが、退屈姫がお輿入れした藩でもある。
出てくる冷や飯くいたちが、なんとも言えず個性的で、ちょっと悲しい。時は天下泰平の江戸(田沼)時代、刀で立身出世をはかる時代でもなく、むしろ刀の稽古に熱心だととがめられる。とにかくお家大事ではみ出ぬように、目立たぬように暮らすことを第一に・・。家を継ぐ長男以外の男児は、養子になるくらいしか出世のみちもなかった。日がな1日魚を釣るもの、市井をひたすら歩いてみて回るもの、将棋に熱中するもの・・・皆時間つぶしと凹まぬように生きている。
そこに潜入した一八の役目は、なんと将棋のうまいものは誰か?どれくらいの腕前かを探ること。これはいったい??
独特の軽さ、笑い、面白さが、切なさにかぶさって、ふうわり面白い小説。各章につけられた題名もなかなか。

米村圭伍「錦絵双花伝」(新潮社、2001年)
退屈姫の続編(外伝?)。お仙ちゃんが大活躍、だが、話の筋はこれまでのものと異なり、切なく暗く辛い。ところどころ明るさがあるのが救いなんだけど。 「退屈姫」で大活躍した真っ黒な小娘お仙。だが、彼女も時を経て、また不思議な薬の賜物で、美しい小町に変貌を遂げる。
だが、その美貌を錦絵に描かれたことから、不穏な空気が・・・。
更に彼女の出生の秘密も明らかになり・・・。
う〜〜ん。ここまでいかず、「退屈姫」で終っておきたかったかも。


乙一「さみしさの周波数」 (角川スニーカー文庫、2002年)
図書館にて。
乙一さんの短編集。「手を握る泥棒の話」「失はれた物語」はどこかで以前読んだ。が、それ以外の「未来予報」「フィルムの中の少女」ともに、とにかくうまい。
けど、ちょっとくどいように思う。
風流冷飯伝 風流冷飯伝
米村 圭伍 (1999/06)
新潮社

この商品の詳細を見る
錦絵双花伝 錦絵双花伝
米村 圭伍 (2001/04)
新潮社

この商品の詳細を見る
さみしさの周波数 さみしさの周波数
乙一 (2002/12)
角川書店

この商品の詳細を見る

10:15 | 本の感想 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑