クリスマスなのに〜

いやはや・・
メガネさんや実家の母上と、周囲に風邪ひきさんがいたので
用心していたはずなのに、
思い切り風邪をひきこんでしまった。

目が覚めたら、喉に激痛が・・・。
うぅぅ。
すぐに、お薬とのど飴のお世話になり、加湿器をつけ、一日中横になっていた。
昼過ぎにちょっと熱っぽかったし、鼻が詰まっているせいか
だるい。体が重い。メガネさんがお休みで家にいてくれてよかった。
色々してくれて、助かった。実家のみんなの助けで、夕食のおかずもなんとかなった。近くて本当に良かったと思う瞬間。

そして、少しずつ快方に向かっている。
気ぜわしい年末、寝込むわけにはいかない。

うつうつと本を読む。
銀色夏生さんの「つれづれノート」シリーズをちょこちょこと読み、
クイーンの「Xの悲劇」、クリスティの「ゼロ時間」を読む。
そろそろ、日本のミステリや小説が読みたくなってきた。
図書館で借りたまま手をつけていない本もいっぱいあるし、あせらず、ゆっくり本を読んだり、寝たりして体を休めようと思う。
休むことが一番の薬かも。

クリスマスプレゼントに、メガネさんから小さい財布を貰った。といっても、リクエストして、一緒に買いに行ったものだから、中身はしっていたのだけれど、やっぱり包みをあけるときは、わくわくするし、嬉しかった。旅行用に使おうと思っている。
両親からもセーターを貰った。薄手で綺麗な色のがほしかったから嬉しい♪
妹から貰ったホーローのポットも以前から興味があった品で、すごく嬉しかった。綺麗な赤色ってとこも好き。
それぞれでプレゼント交換するのって、わくわくドキドキするし、喜んだ顔を見るとものすごく嬉しい。私からのプレゼントもそれぞれ気に入ってくれたみたいで、ホクホクだった。
サクラと実家の愛犬ぼーちゃんにも、しっかりボーロのプレゼント。良かった。



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メリークリスマス♪

メリークリスマス♪
世界中で素敵なことがいっぱいありますように。


22:40 | 日々のこと | trackbacks (0) | edit | page top↑

フルーク「シュガークッキーが凍えている」

ジョアン・フルーク「シュガークッキーが凍えている」(ヴィレッジブックス、2005年):やった〜!またハンナシリーズ最新刊!予期せぬときに本屋さんで見つけた嬉しい1冊。
ハンナシリーズについては散々この日記にも書いてきたけれど、とにかく美味しそうで、面白いミステリシリーズ。
レイクエデンという町でクッキー&ジャーというクッキー専門店を経営するハンナ、料理上手お菓子つくり上手なハンナが今回は料理本を執筆、(前作でも出てきたこの料理本、やっと出版か?)町ぐるみでこの料理本に関わっているレイクエデンでは、みなが大盛り上がり。クリスマスパーティ兼大試食会が催されることとなりその準備に余念がない。
ハンナのおせっかいなママからの提供で優雅で高価なアンティークナイフがケーキ用に用意されるなど、みなの協力でパーティはついに開幕する。ところが、なんとそのパーティの最中にそのケーキナイフを胸に挿した死体が発見される!おりしも、外は猛吹雪、犯人はこの招待客(町の住人)の中にいる??!!
切れ者の妹アンドレア(今にも子供が生まれそうな臨月の状態でもいつものテンションは変らず・・それどころかむしろ元気度、好奇心旺盛度は上がっているような・・)に末の妹でこれまた情報収集力に長け好奇心旺盛なミッシェルを相棒にハンナの聞き込みが始まる。
読者として気になるのは、ハンナの恋の行方でもある。色っぽい格好いい保安官マイクか、実直で誠実、冗談のセンスもあう歯科医ノーマンか。この一冊では、(私の中では)ノーマン急上昇。マイク、絶対うるさい夫になると思う。「女は〜すべき」とか言い出しそう。しかも、ハンナに事件解決してもらってるのに偉そう〜。ハンナ、絶対ノーマンを選ぶべきだよ。見た目じゃない、中身だよ。笑。
更に気がかりは、ハンナ姉妹の母ドロレス。目下イギリス貴族だという男性に夢中のドロレスだけど、大丈夫?続きが気になるところ。
何よりも美味しそうなレシピが満載なこの1冊、美味しいもの好き、コージーミステリ好きは絶対にはずせない。

以前図書館で借りて読んだ畠中恵さんの「ぬしさまへ」、文庫になっていたのでつい購入&再読。これも好きなシリーズ




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エラリー・クイーン「エラリークイーンの事件簿1」「ギリシャ棺の謎」「生者と死者と」「Yの悲劇」

最近、ミステリチャンネルで、エラリー・クイーンのドラマをやっている。(大好きなミスマープルや、ポアロ、シャーロックホームズのドラマもやっていたりして、とっても好きなチャンネル。どれもテーマソングも素敵。ポアロの曲なんて、着メロにしていたこともあるくらい・・)
テーマソングも好き。エルマー・バーンスタイン(あの有名な識者レナード・バーンスタインとは別人)によるジャズ調の曲が軽快で、いい。

メガネさんは、もともとミステリは読むほうだったらしい。というわけで、夫婦の共通の趣味としてミステリチャンネル&推理小説が今急上昇。そして、特に彼がはまっているのが、このエラリー・クイーンのドラマだ。私自身は、ドラマよりもやはり、原作が好き。
中学生から高校生にかけて、クイーンブームが私の中で巻き起こっていた。数々の美しい謎解きに、なんどもため息をついたものだ。
そのころの熱中の結果、実家には未だにエラリークイーンの本が眠っている。それらを掘り起こし、二人して読みふける毎日。
おまけに、メガネさんが「エラリークイーン、パーフェクトガイド」なるものまで購入してしまった。こうして、まだまだエラリーブームは続く・・。

再読したもの
「エラリー・クイーンの事件簿1」(1988年、創元推理文庫35版):もともとは映画の脚本としてかかれたものを後に、小説化されたもの。エラリーの秘書ニッキー・ポーターが出てくるどちらかというとどたばたした感じのミステリ二編「消えた死体」「ペントハウスの謎」。
「消えた死体」・・健康食品会社の社長であり、自身の肉体そのものを広告塔とし、健康であることに生きがいを感じているワンマン社長ジョン・ブラウン。彼がその生きがいである健康を損ねた(ガンと宣告される)ことが分かった直後、殺される。死体を発見してしまったニッキー。彼女をかくまうエラリー。ところが、その死体は死体置き場に運ばれる際に石膏像とすりかえられる。
ミステリ自体も面白いけれど、ニッキーとエラリーのコメディぽい部分が見逃せない。家にかくまわれたニッキーがリチャード・クイーン警視に食事を出すところが笑える。
「ペントハウスの謎」・・エラリーの秘書となったニッキー。だが、ここのところ上の空。理由は友人の父親の失踪事件。エラリーを事件に巻き込もうとするニッキー。そしてそのもくろみは成功する。スパイ、消えた宝石、怪しい外国人たちがてんこもり、誰が敵で誰が味方?きっちり美しいミステリ。
ラストの一言がまたいい。

「ギリシャ棺の秘密」(ハヤカワ文庫、1989年5刷):盲目の富豪ハルキスが死んだ。遺体が滞りなく埋葬された後に、遺言状を入れた金庫の紛失が発覚する。目撃者もおらず、容疑者はうようよ。捜査に乗り出すクイーン親子。エラリーは埋葬された棺を再度掘り出すべく要請する。ところが、出てきたのは遺言状ならぬ、二つ目の死体(しかも他殺体)だった。
パーコレーターやネクタイを元に繰り広げられる美しい推理・・名探偵をミスリードしようとする犯人とエラリーの知恵比べ。偽の手がかりを残せた人物は誰?という観点からのミステリ。(←もしかするとこれから読む人の犯人探しに影響するかもしれないため、反転しました。)ひっくりかえされまた元に戻り、そして組み立てられる緻密なエラリーの推理が素晴らしい。傑作だと思う。

「生者と死者と」(創元推理文庫、1990年49版):パーフェクトガイドによると今は「靴に棲む老婆」とされており、私がもっている版はなんとラストの会話が誤訳の旧版だとのこと。ぜんぜん、印象が違う。私が持っている版ではラスト、エラリーとニッキーはラブラブなんですよ・・・。
マザーグースの「靴に棲む老婆」をモチーフとしたミステリ。
「ポッツの靴」で全国的に有名な靴会社を経営する老婆。彼女を筆頭にちょっとおかしな子供&正常な子供(といってもみな成人)が棲む家が舞台となる。奇矯な振る舞いが目立つ訴訟好きな長男サーロウが、自分の訴訟が取り下げられたことから、決闘に興味を持つ。そして、決闘をすべく武器や参考書を購入、ついに実の弟に決闘を申し込むところまで行く。ひょんなことからこの家に招待されていたエラリーはそれを阻止すべく、拳銃の弾を空砲と入れ替えるのだが、なぜか、実弾が発射され、弟ロバートは殺される。そして、次の殺人が起こり・・・。
三人の異常な兄弟(サーロウ、実験好きの長女ルーエラ、いつまでも少年のままおもちゃの家にすむホレイショ)と正常な兄弟(末娘のシーラ、双子のマックス&ロバート)が繰り広げる不思議な行動とまともな行動、そしてそれらが絡み合い、不条理な状況を作り出す・・が、実はみなそれぞれに思惑があるのだ。そして、その思惑をエラリーが分かったとき事件は解決に向かう。
すごいなぁ。本当に。この状況が解決に向かうなんて・・と思った一作。そしてラスト、ニッキー登場・・・?

「Yの悲劇」(ハヤカワ文庫、2004年13刷):どうしても読みたかったのに実家で見つからず新しく購入。(ちなみにXとZはあった。「レーン最後の事件」も見つからず、近々購入予定)
これは・・・・最初読んだとき、怖くて怖くて、部屋の隅に隠して寝た記憶がある。名作。だけど怖い。
うまく感想をかけないなぁ。
ある日、富豪のヨーク・ハッターの自殺体が港で発見される。そして、その後狂気じみたハッター一族が住まう館で奇怪な事件が連続発生する。子供が飲んだミルクに混入された毒、未亡人はマンドリンで強打されて命を落とす、目も耳も口も不自由な女性が唯一の目撃となる。
虐げられた元科学者であり自殺した男、パワフルで高圧的な女傑にして富豪である未亡人、女傑の前夫との間の子である盲目で聾唖者の娘、詩人の長女、アル中の長男、無軌道で猥雑な次女、凶暴で早熟な孫たち、子供にしか目を向けずその世話で精神をすり減らしている長男の嫁・・めちゃくちゃな人々が住まう館で起きる陰惨な事件にレーンが挑む。
10:13 | 本の感想 | trackbacks (0) | edit | page top↑

サクラの冬のすごし方

クリスマスイブイブ。
ここ最近、びっくりするくらい寒い。日本全国寒波だとか・・。
毎日、道路が凍っていてびっくり。
我が家はちょっとした丘の上に建っているため、坂が怖い。

今まで、愛犬サクラは寝室に入れないようにしてきた。だけど、ここ数日の寒さで、毎晩「いれてぇ」とドアをがりがりする。仕方なく入れてやった。ドアを開くと同時に走りこんできて、どんっと体当たりするように布団にもぐりこんでくる。息苦しくないの?と思うのだけど、平気な様子で、まん丸になって寝ている。あったかぁい・・。だけど、必ず、途中でおきて、出たり入ったりするのが安眠妨害・・・。
そして、朝、人が起き出すと、サクラものそのそと本来自分のベットであるところのソファへ向かい、午前中はほとんどそこでうつらうつらしている。お留守番のときなどは、日中ずっと寝ているみたい。
運動量が落ちているから・・と散歩に連れ出すと、走る走る走る。
家では寝てばっかりなのに。
寒いから・・とニットを着せて散歩させたけれど、どうにも似合わなくて笑ってしまう。くまのプーさんのキャラクター「ピグレット」(コブタ)の着ぐるみのようなお洋服だけれど、ピグレットの耳がついているフードがなんとも面白い。かぶせると、ものすご〜く似合わない上に、嫌がって頭を振っている。(でも面白いので、画像を撮るためにかぶせるひどい飼い主)
こういう可愛いデザイン(お花などもついている)のものはサクラには似合わないということを実感する日々だ。やっぱりケアンは、シンプルなものか、アウトドアぽいものが似合うのかも。
いつも覗き見させていただいている、nojikoさんのところのいっぽくんみたいに、スカジャンとか?!
08:55 | 愛犬さくら | trackbacks (0) | edit | page top↑

川上弘美「此処彼処」、宇江佐真理「無事、これ名馬」

川上弘美「此処彼処」(日本経済新聞社、2005年):シンプルだけど可愛い装丁や、題字の上の鳥など、細かな部分も好きな感じ。
内容は、一年間日経新聞に連載されていたらしい川上さんのエッセイをまとめたもの。川上さんのかかれるもので、土地がきちんと指定されているのって珍しい。(そのわけ、これを書かれたいきさつなどは、あとがきに記されている。)
幼い川上さんから大人の川上さんまで。国内から、海外(新婚旅行でなんとマダガスカルへ行かれたとか・・なんだかさすがという気がする・・)まで。ご自身が行かれた場所についての不思議なことや、思い出や体験が語られる。どこか何かがずれた感じというと失礼だろうけれど、川上さんのかかれるものはどこか、現実から離れたような感じがする。このエッセイは実体験で、現実的なことだとわかっていてもだ。面白い。それは、川上さんの感じ方や思い方、表現が面白いから。
同じことを体験しても川上さんは、きっと何か違う反応を見せてくれるんだろうと期待すらしてしまう。

手元灯の話、ものすごくうなづける。


宇江佐真理「無事、これ名馬」
(新潮社、2005年):宇江佐さんの本は久しぶりだ。歴史小説の中でも、いきいきとしていて、面白い本を書かれる方。
今回の主役は、とび職をしながら、町火消し「は組」の頭取である吉蔵、55歳だ。『火事は江戸の華』などといわれた時代の火消しだから、粋でいなせで、男気溢れる家業だ。だけど、吉蔵は、火事を心底憎んでいる。江戸の華だなんて、たわごとだと思っている。
そんな吉蔵の心にかかることは、娘夫婦のこと。娘には昔好きだった男がいた。しかも、それは、吉蔵の甥でもあり、同じく「は組」の頭取を一緒につとめる男なのだ。わけあってお互い他の人間と結婚した二人だけれど、まだ惹かれあっているように見える。
そんな中、突然、武家の子供が「男の道を教えてください」とひょろひょろの子供がやってくる。聞けば、武士たるもの男らしく・・と思いながらもうまくいかない。やれやれ・・。

出だしから剣呑だけど、妙に穏やかに軽く楽しく進んでいく。
火事は今でも怖いけれど、当時はそれ以上だったことだろう。
その中で、火消しとしていきぬくこと、粋であり続けること。
また、武士としても、とにかく、元気で無能とそしられても、元気でいきぬくことが大切。建前とか、評判とか、じゃない。


10:31 | 本の感想 | trackbacks (0) | edit | page top↑

しーちゃん

私のサイトのトップページとメニューページに、保護されたウェスティしーちゃんの里親さん探しのリンクをはらせていただいた。

詳しくは、菜々の散歩道さんに書かれているけれど、しーちゃんは、北九州市でさまよっているところを、善意のもと保護された。
そのときの状態はとてもひどいものだったそうだ。
そして、その後、みんなの励ましや手厚い看護で手術を受け、随分回復したものの、腫瘍が悪性だったことが判明した。そして、いまもなお、病院で治療を受けながらがんばり、自分を愛してくれる里親さんを待っている。
しーちゃんという名前も保護されてからつけられた名前だ。
幸せになってほしい。
難しいかもしれないけれど、里親さんが現れてほしい。
願いをこめて。

保護されたウエスティしーちゃんの里親さんを探しています。
12:07 | 愛犬さくら | trackbacks (0) | edit | page top↑

お気に入り

最近お気に入りのもの。

その1、年賀状。
パソコンで作成するのは何年ぶりだったろう。来年は戌年ということで、愛犬サクラの画像を使いたくて作った。例年通りにはんこで・・とはんこも購入していたにも関わらず・・。
ちなみに、はんこは、ずっと同じシリーズを買い続けてきたのに、昨年くらいからそのシリーズが姿を消してしまった。妥協して買ってみたものの、いまいち気に入らない。悲しい。

その2、クリスマスカード。
例年手作りしてきた。
今年は、手抜きで、はんこ使用。でも、ちゃんとエンボス仕上げで、がんばった。結構可愛くできた・・はず。

その3、KIRIKOUのDVD。
ちょっと前にJ-Comで見たアニメ「キリク」が忘れられずAmazonのお世話に。とてもとても美しいアニメだ。
ちっちゃいキリクが村を脅かす魔女に一人で立ち向かう。
日本語吹き替えの声はなんと神木くん。彼は本当にうまいねぇ。
ハウルのときも思ったけれど。ちょっと鼻声で可愛い。
魔女の声は浅野温子で、こちらはいまいちだけど・・。
もともとはフランス語で、それがまたいい。キリク〜という独特のアクセントが気に入って、まねしてみたりして。
高畑さんが日本に紹介したのでジブリからでているDVD、お勧め。

その4、ミルクのにおいのリップクリーム。
この時期、リップクリームは欠かせない。けれど、つい面倒になって(唇がぬるぬるするのが嫌い)つけ忘れる。
ところが、これは忘れない。ほのかに漂うミルクの香りが心地いい。こういう自分の好きな香りつきのリップなら忘れないんだなぁ。
キャップのすぐ下にリップを出し入れするために回すのがある(わかりにくいかな・・)のもいい。片手で操作できるから。

その5、navy&ivoryのCD「星に願いを」。
可愛い歌詞のクリスマスソングを探していて見つけた。
「君へ急ぐクリスマスイブ」は本当に可愛くて、クリスマスらしい歌。
男の子にこんな風に言われたら幸せよねぇぇぇぇ。
「冬の花火」もよかった。

この冬限定のお気に入りも中にはあるかもしれない。
いま、これらに囲まれて幸せ。

11:34 | 日々のこと | trackbacks (0) | edit | page top↑

畠中恵「おまけのこ」

畠中恵「おまけのこ」(新潮社、2005年):図書館にて。「しゃばけ」シリーズ四作目。やっぱり畠中さんのこのシリーズは面白い。
「結構元気に病人をやっている」主人公若旦那は、大きなお店の一人息子。幼いころから虚弱体質で、未だに縁側で日向ぼっこしているだけでも(寝付いていないだけでも)両親がほっと胸をなでおろすといった生活を送っている。そんな若だんなだけれど、実は祖母が皮衣という名の妖で、何かと彼を甘やかす二人の手代をはじめとし、彼の周囲には数々の妖が群れている。そして馴染んでいる。(勿論、彼にだけその姿が見える。)とまぁこういった設定は、シリーズ四作目ともなると、すっかり読者にはおなじみなわけだけど。

さて今回は「こわい」「畳紙」「動く影」「ありんすこく」「おまけのこ」からなる短編集。それぞれにある妖に焦点をあてた話となっている。
個人的にお気に入りの妖「鳴家」が活躍する(しかもかわいい)表題作「おまけのこ」がやっぱり好きだった。きゅわわわ〜と鳴く鳴家。真珠に魅せられ事件に巻き込まれた挙句に行方不明になってしまう鳴家をしっかり「うちのこ」と見分けられる若だんな、えらいぞ。
後は、「畳紙」も良かった。これまたお馴染みの妖「屏風のぞき」が厚化粧の女性の心を支える話。
さらに「ありんすこく」、なんとあのあの若だんなが吉原の禿を足抜けさせるって??!!その足抜けのさせ方に笑った。猫又が大活躍・・かと思いきや、結局そんな力技でっ・・。でもちょっと淋しさが漂うところもまたいい。
そして、最も今回気になった一遍が「こわい」。生れ落ちた瞬間からさげすまれ厭われる妖怪「狐者異」。彼に手を差し伸べれば、差し伸べたもののみならず、周囲にまで災いが及ぶという・・悲しい妖の話。彼はまたいつか出てきそうなそんな予感がする。存在感のある妖だ。
「動く影」、若だんなの唯一といっていいような『人間の友達』栄吉と若だんなの馴れ初め(?)。最初から妖怪がらみだったのね・・と思ってしまった。笑。この話は、ちょっと宮部さんの話にありそうな感じ・・と思った。




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実家の愛犬入院&退院

気付けばもう12月!!
おぉ。
何をしていたんだろう・・・。

本は、銀色夏生さんの「つれづれノート」を集めて読破することに集中していた。結果、読破した。最近のものから読み始めて、さかのぼっていったので、これはこれで面白かった。いまは、最初から読み直しているところ。年月の流れる中で、人に対する気持ちや生き方って変っていくもんだなぁと改めて思う。
こういう個人的なことや感情も惜しみなく書いている銀色さんって勇気があるというか、すごいなぁとも思う。
子供さんや恋人さん(旦那さん)親族、わんこへの接し方で、納得いかないところも多々あったけれど、銀色さんの考えでされていることだし、勿論文章になっていない部分も沢山あるのだから、とやかく言うことじゃない。それらを差し引いても、面白く、また、とてもためになるというか、納得のいく表現がさらりと書かれているところがさすが、詩人だと思った。


イヌ日記には書いていたのだけれど、実家の愛犬ボクちゃんが膵炎で入院し、昨日退院した。
火曜日、突然、嘔吐をし始めたボクちゃん。時折、吐くことはサクラにもよくあるし、最初はのんびり構えていた。が、一時間くらい数分おきに、嘔吐に襲われているし、最後には血液も吐きはじめた。慌てて、サクラもかかり付けの動物病院に電話し、時間外で診察していただいた。
動物病院に到着前には嘔吐もおさまっており、先生の診察で、白目部分、歯茎、腹部などにも異常がなく、痛みもないようすだった。それで、最初は単なる急性の胃炎だろう(その数日前のひどい雷雨のストレスではないか)と診断され、胃薬が出されて終わり・・という感じだった。が、ボクちゃんは、もう7歳のため、他の病がないか念のためチェック・・と血液検査をしてくださった。
その結果が、悪かったのだ。アミラーゼ、リパーゼの値が、正常値の6倍を超えていた。考えられる病名は膵炎。
でも、先生は首をひねっていらした。普通膵炎のときに起こる症状が出ていないそうだ。(白目部分の異常、腹部痛なし。コレステロール値も正常)また、原因もこれといって思い当たらない。とりあえず、対処療法で、絶食絶水&点滴・・・入院。
数日間の入院だったが、とてつもなく長く感じた。毎日の面会時間が待ち遠しく、母とはや〜くから準備して出かけた。
特に金曜日は、もう退院だと信じていたので、もう1日入院と聞いたときの落胆は大きかった。母にとってボクちゃんは大切な相棒。だから、母の落ち込みようも激しくて、実家は太陽が隠れてしまったようだった。
でも、その状態も終わった。
土曜の夕方、ボクちゃん、無事に帰宅。
絶食絶水から、流動食、消化のよいフードへと変えていって、血液検査を行った結果、正常値に戻っていたのだ。膵臓を休めたので正常になり、それが一応維持できるだろうとのこと。
ただし、お薬がたぁんと出た。10日間負担の少ないフードと投薬を続け、また検査だそうだ。そして、結果がよければ、やっと無罪放免。
あと10日。
きっと大丈夫だろう、ね、ボクちゃん。



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