敷村良子「がんばっていきまっしょい」川上弘美「卵一個分のお祝い。」よしもとばなな+パトリス・ジュリアン「News from Paradise」

敷村良子「がんばっていきまっしょい」(マガジンハウス、1996年):図書館にて。田中麗奈ちゃん主演の映画も好きだった。元気がでる1冊。
姉も通った進学校に合格した悦子。張り詰めていた糸がきれたような状態で、プチ家出を試みる。その半日にすぎない冒険の間に見かけたボートが悦子の頭に残る。そして、数ヵ月後、女子ボート部を作ろうと奮闘する悦子がいた。学校の授業ではすっかり落ちこぼれ、変わり者の異名を得た悦子だけれど、ボート部ではがんばる。
個性豊かな友人、仲間も得て、ほのかな恋愛もあったりして・・・。
青春小説。
川上弘美「卵一個ぶんのお祝い。」(平凡社、2005年):図書館にて。『東京人』に連載されいていたという川上さんの日々のことを書いたエッセイ。日々のことといっても、そこは、川上さんだ。独特の浮遊感が楽しい。五分の四は本当だそうだけれど、普通に生活していても不思議なことってあるもんだ・・というようにあとがきにもあるように、川上さんの生活は、ちょっとした不思議に満ちていて、面白い。さすがだなぁ。書きすぎじゃないとこが。
門馬則雄さんによる絵も可愛い。好きな感じ。
よしもとばなな+パトリス・ジュリアン「News from Paradise」(大誠社、2005年):図書館にて。横長のかっこういいデザインの1冊。表紙はパトリス・ジュリアンさんとよしもとさんの小さいころの写真が載せられている、印象的なもの。
よしもとばななさんと、パトリス・ジュリアンさん(元レストラン経営者さん)との往復書簡集。ファックスによるやりとりだったよう。
パトリスさん、女性にもてそう。漠然とそういう風に思える。色気がある男性だ。そして、男前な(褒め言葉のつもり)よしもとさんだから、そのやりとりはとても素敵。お二人のいろんな考え方や、心に残りそうな言葉がしゅるしゅるといとも簡単に載せられている。また、同時に収められているたくさんの写真もかっこういい。



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更新も間遠で

さぼりにさぼって更新せずにいた日々。
間にしたこと。
1、京都紅葉狩り
京都へこの時期にいくのは何年ぶりだろうか。紅葉狩りだなんて、どこへいっても混雑だよ・・と思っていたので、事前に抜かりなく調査。
妹がくれた雑誌の情報もとても役立った。(ありがとう)
選ぶポイントは、
とにかく人が少なくて、紅葉が綺麗に見られるというところ。
ホテルは、宝ヶ池という京都の北部で、中心部からは離れた場所ということも考えにいれねばならない。
こうやって旅の予定を練るのが大好き。
妹も母もそうだけれど、ガイドブックを眺め、丁寧に付箋や印をつけ、電話番号を控え、手帳に旅程を書く。そして予約の電話を入れる。
交通手段も考える。美味しいものや、お土産情報も。

一泊2日なので、とにかく着いたその日はホテルにチェックインしてから、買い物三昧という計画。といっても、人通りが多すぎる場所は避けて。2日目はホテルから紅葉の寺をめぐることにする。めぐる寺は、実相院、蓮華寺、光悦寺、時間があれば、しょうざんという着物メーカーがやっている庭園や寂照寺も。食事もすべて予約済み。この時期の京都で、予約なしに美味しいものを食べようなんて無謀なことはしないのだ。

結果、1日目にホテルに行く前に蓮華寺によることが出来た。そして、しょうざんと寂照寺に行かない代わりに、正伝寺という鄙びた、でも眺めが素晴らしいお寺さんへ行った。
紅葉の美しさは光悦寺が郡を抜いていた。眺めでは正伝寺、展示物と黒光りする床など寺自体のパワーは実相院、銀杏の美しさは蓮華寺。
どこもそれぞれ素晴らしく、見所いっぱいだった。どこもそんなに混雑しておらず、快適だったし。タクシーの運転手さんにも、上手に行き先を選んだと褒められた。(お世辞かもしれないけど)
ご飯も満足、時間配分も申し分なく、あ〜お腹いっぱい満足満喫の旅だった。勿論、可愛いお土産も色々買ったし。

お留守番だったメガネさんとサクラにも感謝だ。

2、大相撲11月場所観戦。
大相撲好きだ。高校時代からだから、かなり年季の入ったファンだ。笑。
最も愛する力士はやはり、千代の富士さんなわけだけれど。
当時は生で大相撲観戦することが出来るなんて思わなかった。
初めて大相撲を生で見たときの感動は忘れられない。館内に漂うすごくいい香りが、力士のびんつけ油の香りだと気付いたとき、本当に彼らと同じ場所に自分がいるんだということを実感した。
そして、意外と近くを普通に横綱や大関が通っていくことにも感動したのだった。
今回は久しぶりの観戦だった。寒々しかったトイレも美しくあったかくされていたし、タバコ吸い放題だった館内が禁煙になっていた。
う〜ん素敵。
でも、ガラガラ。桝席の上のほうなんて、お寒いことこの上なし。
その中で繰り広げられる熱戦につぐ熱戦・・・もっとお客さんが入ればいいのになぁ。
ひいきの、魁皇も勝ったし、これまた満足だった。

この時期よくひく風邪にもまだかかってないし。
インフルエンザの予防接種も受けたし。
あとは・・・年賀状とクリスマスカードの準備(これは楽しいこと)、そして、年末の掃除かぁ(これはしたくないこと)・・・・・・。

11:46 | 日々のこと | trackbacks (0) | edit | page top↑

京極夏彦『覗き小平次」椎名誠「海ちゃん、おはよう」銀色夏生「ひょうたんから空」

京極夏彦「覗き小平次」(中央公論新社、2002年):図書館にて。京極夏彦さんが、名作怪談、山東京伝の読本『復讐奇談安積沼』(ふくしゅうきだんあさかのぬま)を元に書かれた、江戸時代を舞台とした物語。(もともとは売れない役者が自分を罠にはめて殺した男と、裏切った女房とに幽霊となって復習するという話。)主人公小平次は役者、もともとは名のある役者の弟子だったのだが、はしにも棒にもかからない大根役者ぶりに、いまは落ちぶれて田舎芝居に出る毎日。しかし、彼にとって唯一の得意演目がある。それが幽霊役。そんな彼は自宅に帰ると女房もほったらかしで、押入れにこもる。そして、わずかにあけた隙間から、女房を含む世界を終始覗き見してすごすのだ。勿論、女房のお塚は、そんな彼が気に入らない。毎日悪態をつき倒す・・だがなぜか別れない。
そんな彼の元に、珍しく舞台の話がやってくる・・・ところが・・・。

ん〜〜〜。京極さんのこういう書き方が好きでないことに今更気付いた。私は、主人公が置かれた状況や心理がはっきりわかるほうが好みなのだ。少しずつ謎が解明されていったり、幽霊怪奇譚が、生きている人間同士のものに書き換えられて深みが加えられているところは、すごいなぁと思うんだけど、まだるっこしく思える。
とはいえ、又市が顔を出したり、ファンには楽しい1冊だろう。

椎名誠「海ちゃん、おはよう」(朝日新聞社、2001年):図書館にて。椎名さんが娘の生まれた新米パパの奮闘ぶりを、元気にがしがし書かれた1冊。実際に椎名さんには娘さんもいらっしゃるので、彼女が生まれたときのことをモデルとされているかな。
とても可愛らしい。
デパート業界の新聞社唯一のカメラマンとして1年契約で(契約社員)かなりフリー且つ不安定な立場で働いている主人公勇。彼の妻なみえが、ある日妊娠を告げる。まだ父親なんかになりたくない!と信じられない駄々をこねた彼だが、少しづつ新米パパとしての意識に目覚めていく。ご自身があとがきで書かれているように、若い父親が体験するであろうよくわからない戸惑いや力み、不安、歓喜が、実直に描き出されている素敵な1冊だった。
我が家には子供は残念ながらまだいないけれど、あかちゃんが出来たら、めがねさんもこういう風に思ってくれるだろうか・・とか色々考えながらほほえましい気持ちで読んだ。

銀色夏生「ひょうたんから空」(新潮社、1999年):図書館にて。主人公の少女ナミコのパパが、ある日好きな人が出来た・・と家を出て行く。ところが、その女性ともうまくいかなくなったとかで、家にもどってきたいとやってくる。ナミコのボーイフレンドミタカくんの友人として家に訪れるパパ。そして、パパをそのまま「ミタカくんの友人の岡田君」として扱うナミコのママ。不思議な状態の夕餉が終わり、庭のある一角にひょうたんを育てる計画をママが話す。と、それに乗ってくるパパ。
ミタカくん、ナミコ、ナミコの弟と彼女、ナミコの友人とその彼氏、そしてパパママを含めたみんなのひょうたんつくり生活がスタートする。

淡々としてでもなんだかほんわかする面白いお話。ひょうたん話だけじゃなく、なんだか不思議なみんなの生活エピソードも面白い。

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散歩

うちの愛犬サクラちゃんの近況。

土曜日、メガネさんと一緒に近くの商店街&住宅街をサクラを連れてふらふら。寒くなってきたので、お昼間でも連れ歩くことが出来る。アスファルトも熱い時期はすぎ、今はきっと冷たいだろう。
とことこ歩くサクラ。
それを後ろから見ていたメガネさん。
どうやら、サクラが太った!と思ったみたい。実際、スリムとはいえない体型。後ろから見ると、とことこというよりのそのそ・・と見えてしまう。
で、メガネさんの散歩熱に火がついた。
土曜の午前中はよく行く散歩ルートを基本に、横道にそれたりして、たくさん歩き時間もかけてめぐった。
いったん自宅に帰り、午後からは、車に乗って(サクラも)ちょっと離れた港まで。
その港周辺は、綺麗に整備されており、ライトアップなどもされ、これからの季節地元では、特にカップルに人気の場所となる。うちからだと車で30分から40分くらいだろうか。そこへいき、再び散歩。サクラは大喜びで、とことことことこ歩き続ける。途中、面白い写真も撮ったりして、飼い主も本犬もご機嫌♪
ライトアップされた町並みがとても綺麗だった。更に、ごみなども少なくて、歩きやすく、なかなかいい感じ。また連れて行ってやりたい。
ほかのわんさんたちも割りといて、大き目のわんこさんを数匹見かけ、迂回しようとしたら、ちっちゃいわんさんに吼えられる・・ということを繰り返した。わんさんが多くても、全く糞などが落ちていない、マナーもいい場所なのだろう。二重丸!

帰宅後は、びっくりするくらい、ごぶごぶと水を飲んで、ことんと寝てしまった姫。いつもは夜中に一度は起きるみたいなのに、ぐっすりだった。
そして、日曜日。
朝からお天気がいまいち。晴れの予報を信じて、二度も洗濯したのに、哀しい。(結局最後まで晴れず、洗濯物は微妙な乾き具合だった)

また午後からサクラを連れて出かけた。
海辺の商業施設。お土産物や、レストラン、観光客向け市場などが立ち並ぶ一隅に、公園が出来たのをチェックしていたのだ。
張り切るサクラとメガネさん。
目当ての公園には、駐車場がないため、うみっぺりにしつらえられたデッキみたいなところを歩く。他にもビーグルさんや黒ラブちゃんもいた。全体的にお行儀が良く、大き目のわんこが多いみたい。わんこOKのカフェもあるそうだ。
とことこ歩くと、そこここに釣り人が海に向かって糸をたらしている。
サクラは、わき目もふらずに歩いていたけれど、こちらは、邪魔しないかと気が気じゃない。
しかも、揚げたての魚フライなどを売っている店がたくさんあって、デッキの横に座って食べる人が多い。そして、ごみが・・・。
魚の骨なども散らばっており、サクラもそれをくんくんし、食べようとする。
うひ〜〜。
叱ったり迂回したりしながらの散歩になってしまった。

そして、たどり着いた公園。
タイルで、世界地図が描かれており、いまいる場所だけ、拡大されたようになっている。この市と姉妹都市を結んでいる都市だけ、矢印があり、名前が書かれている。
ふむふむ。
サクラちゃんも色々くんかくんかとかぎまわり嬉しそうだった。

さて、運動不足は解消されただろうか。
何はともあれ、姫は昨夜もぐうっすり眠っていた。
毎日こんな風に連れて行くのは無理だけれど、土日は連れ出してやりたいなと思った。


09:55 | 愛犬さくら | trackbacks (0) | edit | page top↑

銀色夏生、庄野潤三、竹内真

気付けば11月も半ばにさしかかろうとしていた。
早い、早すぎる・・・。

サチコマちゃんのバースディも終わってしまった。
今更だけどここで改めて
おめでとう♪
プレゼントは、様々なものの詰め合わせ・・・メインは手作りのビーズネックレス。秋の葉をイメージした随分前に作ったもの。細い首華奢な体を持つサチコマちゃんのために、少し短めに作ってみた。どうだったかなぁ気に入ってくれたかなぁ・・・。

本は、珍しく停滞気味。
銀色夏生さんの「つれづれノート」の2を読んで以来、続けざまに読んでいる。
「島登場〜つれづれノート10」「どんぐり いちご くり 夕焼け〜つれづれノート11」「引っ越しと、いぬ〜つれづれノート12」「庭を森のようにしたい〜つれづれノート13」「川のむこう〜つれづれノート14」:銀色さんの日々のことがらと思ったことがつらつらと書かれていく日記形式のエッセイ集。お子さんのこと、家のこと、周囲とのかかわり、飼いはじめたわんこのこと・・・。
子供さんのことを書くときの突き放した感じとか、わんこについてのところとか、好みじゃない部分、私にとっては理解出来ない部分も、たくさんある。人のせいにしちゃってるように思えたり、しゃんしゃんしてなかったり、言ってることが変ったり・・なんてでも考えてみたら、人にはそういうところがいっぱいあって、それをそのまま書いていく潔さはすごいと思う。それに、基本的な部分で、やっぱり強い。格好いい。
考えているようで考えてない人だと思い込んでいたこと、申し訳なく思う。つれづれノートは、14で終わってしまうそうだけれど、それもまた納得できる。「その書きたいことを、私はじゅうぶん書いたと思う」ってすごい言葉だなぁ。自分が書いた本を買ってということは、自分を抱いてということというような言葉など、時々ぐうっとくるところがあって、さすがだと思う。さらさらと読み飛ばしてしまうけれど、作家や詩人〜書き手は、言葉をひとつひとつ吟味して、書いているのだなと、改めて感じさせられる。
銀色夏生「家ができました」:同じく銀色さんの建てられたご自宅の中身を大公開されている、写真がいっぱいのエッセイ。素敵なお家だなぁ。すごいなぁ。そして、お子さんたち、「つれづれ・・」でも思ったけれど、パワフルで、美形だなぁ。

庄野潤三「明夫と良二」(岩波書店、1972年):図書館にて。庄野さんの二人の坊ちゃんのエピソードに絞った「過程小説」集。お姉さんである和子さんの結婚直前という時期から始まる短編集で、お姉さんが結婚して他のところに住まうようになって、二人になった兄弟の生き生きとしたエピソードが語られる。浪人中のお兄さんも、陸上部の弟も元気に毎日体を鍛えて、走ったり腹筋したりわいわいしている。少年というよりは青年といった感じのお兄さんと弟のやりとりが、男兄弟のいない私には、興味深く、また新鮮だった。男の子のいる家ってこんな感じなのかなぁ。元気が良くてちょっと荒っぽくて。面白かった。

竹内真「僕らが世界を救った夜」(NTTメディアスコープ、1995年):図書館にて。お気に入りの作家さん竹内さんが、まだ慶応に在学中に書かれた児童向け小説。主人公アキラが飼っているわんこ、オリオンがある夜、アキラを起こす。気付けば、オリオン、人間語を話してるじゃないか!そして、世界を救うべく、自分についてこいというオリオンについて急いでアキラは走り出す、冒険の一夜に向けて・・。
オリオンがなんとも可愛い。挿絵も竹内さんということで、漫画ちっくだけど可愛いイラストがそこここに添えられている。多彩な人だなぁ。ご本人によると色々と内容以外の部分でご苦労が多かったシリーズだったみたいだけれど・・。





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シネマバトン

なぜかB級映画を映画館で見るハメに陥ることが多かった。(実写のスーパーマリオは期待もしていなかったが、やっぱり・・な感じだった)そんな私にシネマバトンがみーしゃさんから回ってきた。
改めて思い返してみたものの、なかなかこれが・・・難しい。
とりあえず、思い出せた少ない映画の中から搾り出したような回答だけど・・。

【Q1.心に残り続ける映画】
「ミュージックオブハート」:バイオリンを弾いていたので・・・。音楽&子供ときたらつい、はまってしまう。
「海の上のピアニスト」:内容がというより、映像と音楽が。
「奇跡の輝き」:とにかく美しい。
「リトルダンサー」:色合いと展開と結末が好き。
「木曜組曲」:息が詰まるような雰囲気も原作も好き。食べ物が美味しそう。
「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」:永遠に心に残り続けるアニメ。パズーは当時の私の理想の男性、ナウシカは憧れの女性でした・・笑。
「キリク」:美しいアニメ。

【Q2. Q1とは別に、直感的に「好きっ」な映画】
「キッチン」「ドライビングミスデイジー」「やかましむらの子供たち」「紅の豚」「魔女の宅急便」

 【Q3.愛する人と見たい映画】
「奇跡の輝き」

 【Q4.震えたホラー映画】
ホラーは苦手なので一切見ないです・・・。

 【Q5.今までで、一番泣けた映画】
「半落ち」:旦那さんと号泣。
「ミュージックオブハート」:音楽ものに弱い。
「となりのトトロ」:メイちゃんに良く似ていた妹がいるので。
「火垂るの墓」:見たことを後悔したくらいに。

【Q6.心拍数の上がった映画(上がった理由も)】
「CUBE」:一人で留守番の夜に見た。怖かった・・・・・・。
「スリーピーホロウ」:怖かった。でも本当に騎士がいると思ってなくて拍子抜けしたのもある。(魔法じゃなくてトリックを使った殺人だと思っていたため)

【Q7.是非、オススメしたいマイナー映画1〜3本】
「キッチン」:若い川原さんたちの演技は・・・だけど、雰囲気がいいと思う。でもこれってマイナーじゃないかも・・。
「やかまし村のこどもたち」「やかまし村の春夏秋冬」:きっと原作(リンドグレーン)と北欧の田舎に興味がない人には全く合わない、しかも眠たくなるような映画・・・。でも、ゆったりとした田舎の小さな村での子供たちの生き生きとした生活を見たい人にはお勧め。
「キリク」:フランスのアニメ。ジブリ関連作品(高畑さんが翻訳している)でDVDにもなっている。とにかく美しいので、ぜひ。キリクが可愛い。日本語の吹き替えの神木くんもうまい。
【Q8.ぶっちゃけ期待ハズレだった映画】
「平成たぬき合戦ぽんぽこ」:期待しすぎだった。
「天と地と」:映画を見ながら寝たのは初めてだった。以来ああいうタイプの映画を避け続ける元になった映画。

【Q9.今後、観る予定の映画】
「ナルニア国物語」は絶対見る。

 【Q10.バトン トス! 最大5名様】
とりあえず、ここでストップ♪
でもこれをご覧になって書いてみたい!という方がいらしたらどうぞ〜。

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猫村さん〜♪

七月の終わりに、たまたま本屋さんで見かけたマンガ。
気になって気になって、迷った末に『メガネさん用に』と言い訳して購入。帰宅後、メガネさんに(一応)先に読んでもらったら、なんだかものすごく気に入っている様子。
それが、「今日の猫村さん」。
猫村さんは、猫。その名も「ねこむらねこ」。幼いころに可愛がってくれた「ぼっちゃん」を忘れられず、彼の恩に報いるべく身に着けた技「家事」を生業とし、家政婦として今日も家政婦協会から派遣された犬神家へ向かう。おとくいの料理ネコムライスは誰もがにっこりしちゃう味・・・。ぷぷっ。
設定もさることながら、ちょっと気の抜けたような独特の絵柄もなんとも不思議なのんびりぶりで、いい。鉛筆で書いたみたいな絵。
猫村さんは、いつもエプロンをして家事をしっかりこなすんだけど(ガスの火もお湯も平気。作業にはちゃんと踏み台を使ってあたります。)そのエプロンがいつも立て結びになっていたり、家政婦事務所の雰囲気がテレビドラマ「家政婦がみた」にどことなく似ていたり、また猫村さんが夢中になっているテレビドラマがあったり。

そんな猫村さんなんだけど、実は、毎日一こまづつネットで連載されている。マンガ本を読んで以来、それを毎日チェックするのが私たちの楽しみのひとつとなっている。
そして、今日・・・・。
「その夜」と書かれ家政婦事務所の外観だけ・・・。
ひとこまなら、こんなこともあるんだなぁ。でも見た瞬間、ぷぷって吹いてしまった。
おもしろい。
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小森健太朗「コミケ殺人事件」

小森健太朗「コミケ殺人事件」(出版芸術社、1994年):これまた先日読んだアンソロジーで気になっていた作家さん、小森さんの長篇。
マンガアニメファンの祭典コミケにおいて、連続殺人事件が発生する。美少女戦士が活躍するSFミステリ「ルナティック・ドリーム」(アニメ化もされているという設定)完結を前に、推理小説ファンで
ルナティックドリームファンであるメンバーばかりがそろったサークル「大きなお茶屋さん」では、同人各自が完結編を予想して同人誌を発行した。ところが、その中に殺人予告が挿入されていたのだ。こんな作業が出来るのはメンバーだけ・・そして、次々とメンバーが殺されていく・・。謎を解くキィとなるのは、その同人誌「月に願いを」。

前に読んだ短編は、この『同人誌』の中の原稿という扱いで登場する。
つまり、この長篇は、「月に願いを」という同人誌(メンバーがそれぞれ書いたななつの短編集)が丸ごと入っており、それら一篇一篇がヒントとなるという、面白い試みがされている。
特に以前のアンソロジーに収められていた短編は、小栗虫太郎ファンであり、更にルナティックドリームファンである男性が書いた・・という設定になっており、二重に面白い。
現実にはないSF推理小説(&アニメ)の設定もストーリィもたぶん考えて書かれているのだから、なんとも手の込んだ小説だ。
コミケというものの雰囲気もなんだかすごくリアルだった。

07:49 | 本の感想 | trackbacks (0) | edit | page top↑