6月の読書

6月の読書について、まとめ〜。一ヶ月って早いなぁ・・・。
もう7月だもんねぇ。HAREBARE地方は、このところ、ぱっとしないお天気続きっす。突然の豪雨や、雷もしょっちゅうなので、気が抜けない感じ・・雷嫌いのサクラさんは、毎日ドキドキパニック・・・。
さて、読書。
6月は思ったほど読んでいなかったんだなぁという印象だ。
いや、ほんとは、もっと読んでいると思うんだけどなぁ・・・・。
書きもれも多い気がする・・・・。
6月は、観劇もあったし、仕方ないかな?

読んだ中では、やっぱり宮部さんの「英雄の書」はインパクトが強かった。
それと、北村薫さんの「鷲と雪」。どちらもさすが〜。
以前読んだものが文庫化されたものが、「スペース」や「配達あかずきん」「ひかりをすくう」。これらは、既に面白さはお墨付きなので・・・。
あとは、読み続けているコージーミステリの新刊や、新たなコージーミステリ(のシリーズの一冊目)を開拓したりという風に、海外ミステリも割りとあたりが多くて嬉しかった。
それと、最近注目度アップ(私の中で)の宮木あや子さんの本をまとめて二冊読めたのも良かった。
読んだ冊数は少ない割りに、充実した読書月だったと思う。


6月の読書メーター
読んだ本の数:32冊
読んだページ数:8808ページ

配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)
読了日:06月30日 著者:大崎 梢
野菜畑で見る夢は野菜畑で見る夢は
読了日:06月29日 著者:小手鞠 るい
にっぽん・海風魚旅〈2〉くじら雲追跡編にっぽん・海風魚旅〈2〉くじら雲追跡編
読了日:06月28日 著者:椎名 誠
音の細道音の細道
読了日:06月27日 著者:群 ようこ
蠅男蠅男
読了日:06月26日 著者:田口 ランディ
ベトナムぐるぐる。 (角川文庫)ベトナムぐるぐる。 (角川文庫)
以前読んだものが文庫になっていて嬉しい。が、イラストの中の字がちっちゃくてちょっと読みづらいかも。内容は相変わらず面白くてベトナムへは行きたくないが(笑)旅行記とし楽しめる。
読了日:06月25日 著者:k.m.p.
ひかりをすくう (光文社文庫 は)ひかりをすくう (光文社文庫 は)
こういうのんびりした穏やかな小説も好き。いまちょうど読みたかった。
読了日:06月25日 著者:橋本 紡
英雄の書 下英雄の書 下
読了日:06月24日 著者:宮部 みゆき
ベベ・ベネット、モデルと張り合う (創元推理文庫)ベベ・ベネット、モデルと張り合う (創元推理文庫)
読了日:06月24日 著者:ローズマリー・マーティン
雨の塔雨の塔
独特の狭い世界の中(女子寮・閉鎖的な学校)での四人の少女(としかいいようがない)の恋や葛藤が息苦しく描かれている。こういう閉塞感、割と好きだ。小物やしつらえが丁寧につくられているのも私は好き。全体的に長野まゆみさんの描く世界の少女版といった印象を受けてしまうけれど・・。
読了日:06月23日 著者:宮木 あや子
鷺と雪鷺と雪
この時代がこの後どうなったかを私たちは知っているからこそ、つらい。このシリーズを通じて感じてきた暗い足音がついに主人公の目の前まで迫ってきた感じがする。暗い予感をはらんだ最後の華やかなときが鮮やか。
読了日:06月22日 著者:北村 薫
田村はまだか田村はまだか
ひたすら「田村」を待ち続ける同級生たち。彼らの繰り広げる思い出と秘密・・面白い!田村はもはや来なくてもいいくらい。
読了日:06月19日 著者:朝倉 かすみ
泥(こひ)ぞつもりて泥(こひ)ぞつもりて
連作短編集。同じ時代、帝をとりまく女性たちの世界を少しずつ時をかえて描かれている。まとわりつくような女たちのやりとり(嫉妬・憧れ・情・官能)を冷静に描いているところがさすが。この題材はこの作家さんにぴったりだと思った。人間関係や視点が複雑なので、丁寧によむべき一冊。
読了日:06月19日 著者:宮木 あや子
殺人ピエロの孤島同窓会殺人ピエロの孤島同窓会
随分話題になっていたなぁといまさらながら図書館で借りた一冊。余りにもゲームのように殺人が行われているのが苦手。また、死体の扱いなどもどうにもホラー系スプラッタ系が苦手な私には我慢ならなかった。そして、これを12歳の少女が書いたということが怖い。
読了日:06月19日 著者:水田 美意子
秘密の本棚―漫画と、漫画の周辺秘密の本棚―漫画と、漫画の周辺
読了日:06月18日 著者:いしかわ じゅん
菊池寛急逝の夜菊池寛急逝の夜
知っているようで知らない作家、菊池寛。著作の中でちゃんと読んだことがあるものも少ない。「人間」菊池寛をこの本である程度知ったので、「作家」菊池寛についてもっと知りたい。
読了日:06月16日 著者:菊池 夏樹
英雄の書 上英雄の書 上
「英雄」というものがどういうものか・・というとらえ方が、素晴らしいと思った。また、本好きには堪らないしつらえが非常に好み。ひとつの「事件」は周囲を皆そこなう。その損なわれた部分を主人公がとりもどすため、冒険の旅にでる。下巻も楽しみ。
読了日:06月15日 著者:宮部 みゆき
水屋の話 (1955年) (淡交叢書)水屋の話 (1955年) (淡交叢書)
読了日:06月11日 著者:井口 海仙
オノ・ナツメ短編集TESORO‾テゾーロ (IKKI COMICS)オノ・ナツメ短編集TESORO‾テゾーロ (IKKI COMICS)
読了日:06月10日 著者:オノ ナツメ
どうぶつ命名案内―犬猫どういう名前つけてるの?どうぶつ命名案内―犬猫どういう名前つけてるの?
あとのほうの動物園の日々の話が興味深く面白かった。
読了日:06月10日 著者:石田 〓
隠居宗五郎―鎌倉河岸捕物控〈14の巻〉 (時代小説文庫)隠居宗五郎―鎌倉河岸捕物控〈14の巻〉 (時代小説文庫)
読了日:06月10日 著者:佐伯 泰英
狂人三歩手前 (新潮文庫)狂人三歩手前 (新潮文庫)
読了日:06月09日 著者:中島 義道
ペニーフット・ホテル受難の日 (創元推理文庫)ペニーフット・ホテル受難の日 (創元推理文庫)
コージーミステリのシリーズのスタートの一冊という感じ。魅力的な主人公&パートナー(?)&舞台設定なので、次が気になるところ。
読了日:06月08日 著者:ケイト・キングズバリー
ベベ・ベネット、死体を発見 (創元推理文庫)ベベ・ベネット、死体を発見 (創元推理文庫)
読了日:06月07日 著者:ローズマリー マーティン
スペース (創元推理文庫)スペース (創元推理文庫)
やはりすごく面白い。構成が秀逸。前作とあわせてもう一度読み直したい。
読了日:06月07日 著者:加納 朋子
CSI:マイアミカルトの狂気 (角川文庫 コ 12-21)CSI:マイアミカルトの狂気 (角川文庫 コ 12-21)
読了日:06月06日 著者:ドン・コルテス
熱血ポンちゃん膝栗毛 (新潮文庫)熱血ポンちゃん膝栗毛 (新潮文庫)
読了日:06月06日 著者:山田 詠美
コーヒーのない四つ星レストランコーヒーのない四つ星レストラン
クレアの恋もやっと動いた。マテオのほうはどうなるんだろう・・マダムがどうやって阻止するつもりなのか、次が気になるところ。味の表現が興味深く、普段コーヒーを飲まない私も飲んでみたくなる。
読了日:06月05日 著者:クレオ コイル
春・夏・秋・冬 (HMB K 8-15)春・夏・秋・冬 (HMB K 8-15)
昔すごく好きだった漫画。にぎやかでほのぼのした一家のどたばたディが可愛くて好き。特にクリスマスプレゼントの回がすき。
読了日:06月04日 著者:神坂 智子
黄土の虹―チャイナ・ストーリーズ黄土の虹―チャイナ・ストーリーズ
読了日:06月03日 著者:田中 芳樹,芦辺 拓,森下 翠,井上 祐美子,森福 都,塚本 青史,狩野 あざみ
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)
読了日:06月02日 著者:乾 くるみ
裸足の旅は終らない―靴と私の物語裸足の旅は終らない―靴と私の物語
読了日:06月01日 著者:高田 喜佐

読書メーター

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五月の読書

五月は、結局日記を書けなかった・・・。
本は相変わらずさくさくと読んでいるんだけど。
五月に印象に残った本は、小路さんの「21 twenty one」と、宮木さんの「セレモニー黒真珠」。
どちらも今後が楽しみな作家さんの著作。特に宮木さんは、前作とは雰囲気がことなるものの、こちらもかなり好みの雰囲気だったので、これからも追いかけて読んでいきたい。

5月の読書メーター
読んだ本の数:33冊
読んだページ数:8150ページ

ハルチン 2ハルチン 2
読了日:05月31日 著者:魚喃 キリコ
老いの超え方老いの超え方
読了日:05月30日 著者:吉本 隆明
エスケイプ/アブセントエスケイプ/アブセント
読了日:05月29日 著者:絲山 秋子
三日月が円くなるまで―小十郎始末記三日月が円くなるまで―小十郎始末記
読了日:05月25日 著者:宇江佐 真理
カラット探偵事務所の事件簿 1カラット探偵事務所の事件簿 1
読了日:05月24日 著者:乾 くるみ
セレモニー黒真珠 (ダ・ヴィンチブックス)セレモニー黒真珠 (ダ・ヴィンチブックス)
読了日:05月23日 著者:宮木あや子
ひとり暮らしひとり暮らし
言葉の選び方が丁寧で、読みごたえがある。美しく楽しいエッセイ。
読了日:05月23日 著者:谷川 俊太郎
小川洋子の偏愛短篇箱小川洋子の偏愛短篇箱
読了日:05月22日 著者:小川 洋子
音の細道音の細道
読了日:05月21日 著者:群 ようこ
21 twenty one21 twenty one
読了日:05月21日 著者:小路 幸也
さやかの季節さやかの季節
読了日:05月20日 著者:藤野 千夜
思い出探偵思い出探偵
読了日:05月19日 著者:鏑木 蓮
消えた山高帽子 チャールズ・ワーグマンの事件簿 (ミステリ・フロンティア)消えた山高帽子 チャールズ・ワーグマンの事件簿 (ミステリ・フロンティア)
読了日:05月17日 著者:翔田 寛
ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべてジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて
読了日:05月16日 著者:海堂尊
食をめぐる旅 (角川文庫)食をめぐる旅 (角川文庫)
銀色さんのエッセイ系本は見かけたらつい買ってしまう。時々、はっとするほど鋭いのだけれど、最近、その鋭さが感じられなかったり、時には不快に思えたりもしてしまう。そして、「これは読まなくても良かったのでは?」と思うことも多い。(今回も「読まなくても(買わなくても)良かったのでは?」とちらっと思ってしまった)にも関わらず見かけると手にとってしまう・・・。
読了日:05月15日 著者:銀色 夏生
ひょうたんひょうたん
読了日:05月13日 著者:宇江佐 真理
幻想小品集幻想小品集
読了日:05月12日 著者:嶽本 野ばら
ひとりガサゴソ飲む夜は・・・・・・ひとりガサゴソ飲む夜は・・・・・・
読了日:05月11日 著者:椎名 誠
アマゾネスのように (ポプラ文庫)アマゾネスのように (ポプラ文庫)
読了日:05月10日 著者:中島 梓
雨に降られる理由 (マーガレットコミックス)雨に降られる理由 (マーガレットコミックス)
読了日:05月09日 著者:栗生 つぶら
わしらは怪しい雑魚釣り隊 (新潮文庫 (し-25-32))わしらは怪しい雑魚釣り隊 (新潮文庫 (し-25-32))
読了日:05月09日 著者:椎名 誠
かんたん!勝負ごはんかんたん!勝負ごはん
読了日:05月08日 著者:小栗 左多里,小栗 一江,トニー ラズロ
ほんじょの鉛筆日和。ほんじょの鉛筆日和。
読了日:05月08日 著者:本上 まなみ
あふれた愛 (集英社文庫)あふれた愛 (集英社文庫)
読了日:05月07日 著者:天童 荒太
伊集院大介の私生活 (講談社文庫)伊集院大介の私生活 (講談社文庫)
読了日:05月06日 著者:栗本 薫
まぼろしハワイまぼろしハワイ
読了日:05月05日 著者:よしもと ばなな
4U(ヨンユー)4U(ヨンユー)
読了日:05月04日 著者:山田 詠美
無銭優雅無銭優雅
読了日:05月03日 著者:山田 詠美
待ってる 橘屋草子待ってる 橘屋草子
読了日:05月02日 著者:あさの あつこ
小説家ぶー子イギリスを行く 別冊付録:ぶー子のスケッチブック小説家ぶー子イギリスを行く 別冊付録:ぶー子のスケッチブック
読了日:05月02日 著者:村山 由佳
土井徹先生の診療事件簿土井徹先生の診療事件簿
読了日:05月01日 著者:五十嵐 貴久
猫目石―伊集院大介VS栗本薫 (下) (講談社ノベルス)猫目石―伊集院大介VS栗本薫 (下) (講談社ノベルス)
読了日:05月01日 著者:栗本 薫
猫目石―伊集院大介VS栗本薫 (上) (講談社ノベルス)猫目石―伊集院大介VS栗本薫 (上) (講談社ノベルス)
読了日:05月01日 著者:栗本 薫

読書メーター

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「CSI:NY死の冬」

この一週間は・・観劇のチケットとりにチャレンジし敗れ去ったり(涙)、旧友と「ひたすらおしゃべりして美味しいものを食べる」日を過ごしたり、サクラをトリミングに連れて行ったりした。

サクラさん、もっさもさだったのが、どことなく柴犬風のカットながら、すっきりした。目鼻立ちがしっかり見える、こういう姿も可愛いなぁ。もっさもさも、なかなか好みではあるんだけど・・。足の裏の毛をしっかりカットしてもらえてよかった。どうしても私にはさせてくれないんだよなぁ。さすが、プロ。

さて、読書の感想を・・。

スチュアート・カミンスキー「CSI:NY 死の冬」(角川文庫、2008年)

アメリカのテレビドラマシリーズ「CSI」が大好きだ。このシリーズ、ラスベガスを舞台とした「CSI:科学捜査班」に始り、マイアミを舞台とした「CSI:マイアミ」、同じくニューヨークを舞台とした「CSI:NY」の三シリーズが放送されている。中でも、私はギル・グリッソム主任率いるラスベガスのシリーズが大好き(メガネさんは、ホレイショ・ケイン率いるマイアミ好き)。ベガスは、もっともオーソドックスな展開が多いが、どこか温かみが感じられる話が多く、マイアミはホレイショが主体の刑事ドラマ風で映像も華やか、ニューヨークはマック・テイラー(なんとかのゲーリー・シニーズが演じている!)が主体の硬質かつ、スタイリッシュな雰囲気である。
CSIなので、微細証拠を見つけ、分析し、謎を解き、犯人を追い詰めていく・・という話が殆どである。
なのに、まったくワンパターンにならず、今現在それぞれのシリーズがかなりの回数を重ねているのに、いつも新鮮だというすごいテレビ番組、いささか気持ち悪い映像もあったりするので、みんなにお勧めってわけには行かないんだけど。

そして、それらのテレビドラマの小説が出ている。といっても、既に放送されたエピソードなどを小説にしたものではなく、設定のみを借りて、完全オリジナルの小説だ。
今までにも何冊かこのシリーズの本を読んだのだけれど、どれも非常に面白くて、番組ファンにはたまらないものばかり。(ドラマ内における人間関係を踏まえている部分も多いので)

前置きが長くなってしまったけれど、この「CSI:NY 死の冬」。
マック&エイデン(部下の女性)は高級マンションのエレベーター内で見つかった射殺体の事件を捜査する。その他のCSI班(ステラ・ボナセーラ、ダニー・メッサー、シェルドン・フォークス)は保護していた証人が殺された事件を扱う。また、刑事であるドン・フラックもいつものように、彼らと捜査をともにしている。
テレビドラマの中でも、CSI部員全員が団結してひとつの事件に当たるパターンと、数人ずつに分かれて、複数の事件を扱う場合とが描かれている。今回は、大きな二つの事件を二手に分かれて扱っている形。
ドラマの中では、そういった複数の事件を扱うということが、まったく違和感なく感じられ、A班が強盗事件についての捜査について話し合っている傍らで、B班が殺人事件について分析している・・ということもよく描かれている。が、小説になると、なかなかやっかいだということが解った。今回の場合、特にいろんな捜査員や、犯人など、視点を変えて語っていく形になっているため、非常にごちゃごちゃした感じを受けてしまった。今ボナセーラ目線で、彼女の思考にそって証人殺人事件について読んでいたのに、次の瞬間、マック目線で射殺体事件・・・しかも、間に犯人に関わる人間の目線で逃げる算段をしている状態も描写されていたりして。
扱われている事件の結末は、どちらも非常に面白く、またCSIならではの微細証拠が生きたエピソードになっていただけに、書き方でごちゃごちゃしてしまったのが残念な感じがした。

CSI:ニューヨーク  死の冬 (角川文庫)CSI:ニューヨーク 死の冬 (角川文庫)
(2008/04/25)
スチュアート・カミンスキー

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